Replan(リプラン)掲載記事 vol.120

変化に富んだ空間構成と木の質感が心地よい住まい

札幌市中央区・Iさん宅 家族構成/夫婦40代、子ども2人

外壁は道産カラマツを縦と横に。木酢液を含ませ耐久性も持たせた
 2人目の子どもが生まれ、街中のマンションよりも子育てに適した環境を求め、家を建てることにしたIさん。
家づくりにあたっては、30社以上のビルダーから資料を取り寄せて検討。
ご夫妻ともに木をふんだんに使った空間が好きということもあり、SUDOホームを選んだといいます。
 床はあえて色ムラのあるナラの無垢フローリングにし、玄関やリビングの仕切り壁もレッドシダーの木張りに。この家の個性を表す、リズミカルで軽やかな階段の吹き抜けにも木を多用することで、まさに木に囲まれているような空間ができ上がりました。
 中でもユニークなのが、2階から少し階段を上がった先にある奥さんの小部屋。家の中心に位置し、廊下に面した壁は木張りで、家の大黒柱をイメージした大胆なデザインになっています。
また2階の一角に設けられた小さなフリースペースは、Iさんのお気に入り。
「こういう余白のスペースが、実は大切だなと感じています。
絵を飾ったり、椅子を置いて本を読んだり、家族の気配を感じながらも、ちょっとひと息できる空間ですね」と語ります。奥さんがこだわったのはキッチン。
造作戸棚はワントーン濃く着色し、タイルやネイビーのヘリンボーンのフロアなどこだわりの詰まったスペースです。
 SUDOホームと共に、夫婦ふたりであれこれアイデアを出しながら家づくりを進めた分、愛着もひとしおのよう。どこにいてもIさん一家の楽しい暮らしぶりが浮かびます。

左:在宅仕事のご主人の書斎はネイビーのアクセントクロスで気分を切り替え
中:玄関の壁も木張り。右側には家族用のシューズクロークも設けスッキリ
右:道産ナラを使った無垢フローリングは存在感抜群

左:キッチンの床タイルはブルーのヘリンボーン張り。濃いめに着色した造作戸棚とのバランスもよい
右:キッチンまわりはリビングよりもワントーン濃い着色とし、味わいのある空間に
右:2階の真ん中には奥さんの小部屋が。濃淡のある木張りの壁が印象的
中:家族のギャラリーやちょっとひと息の場など、多目的に使える2階フリースペース
左:明かり取りの窓で手元も明るい、収納もたっぷりの造作の洗面コーナー
■建築データ
構造規模/木造(新在来工法)・2階建て
延床面積/116.36㎡(約35坪)(バルコニー含まず)
<主な外部仕上げ>
屋根/ガルバリウム鋼板
外壁/北海道産カラマツ木酢液含浸板
建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:木製断熱サッシ 一部樹脂
<主な内部仕上げ>
床/北海道産ナラ無垢フローリング、壁/珪藻土入塗壁・レッドシダー張、天井/珪藻土入クロス
<断熱仕様 充填断熱+付加断熱>
基礎/押出法ポリスチレンフォーム(B3)100㎜
壁/高性能グラスウール16㎏155㎜、屋根/高性能グラスウール16㎏260㎜
<暖房方式>
エコジョーズによるセントラルヒーティング(温水パネルヒーター・床暖房)
■工事期間
平成29年8月〜12月(約4ヵ月)