Replan vol.111(リフォーム)掲載記事

間取りそのままに付加断熱で健康的な住環境にリノベーション
●室蘭市・Tさん宅
敷地を生かし上質な空間をつくり出すSUDOホーム。新築はもちろん、リフォームの経験も豊富です。 特に約30年前からパッシブデザインを取り入れ、家の機能自体を高める家づくりに取り組んできた同社は、「寒い」「湿気がひどい」などの性能的な問題解決は得意分野。 すきま風と壁のヒビに悩まされていた築31年の家を、住み慣れた間取りは生かし、暖かく居心地のいい空間に変身させました。

左:玄関から階段方向。階段の勾配は急で危なかったので、緩やかに。
その分スペースができた階段下は収納に活用している
右上:スイス漆喰に道産のスギ板をアクセントに加えた外観
右下:玄関を入ってすぐのゲストルームは、現在2人の趣味である自転車専用部屋に。
トレーニングもこの部屋で
寒さと湿気がひどかった以前のTさん宅。しかし、リフォームはどの会社にもことごとく断られたと言います。 大手住宅メーカー独自の方法で建てられていたため、他社が手を加えるのが難しかったのです。そんなTさんの救世主となったのがSUDOホームでした。
実は10年ほど前からオープンハウスに出かけるようになり「新築にするならSUDOさんがいいね」と夫婦で話していたそう。 思い切ってリフォームが可能か尋ねると、「できますよ」と驚きの返事が。担当した同社の深瀬正人さんは「これまで大手住宅メーカーさんの物件のリフォームは何軒も手がけていましたから」と経験から判断したと話します。
家の状態を確認すると基本構造は問題なし。間取りには特に不満がなかったので、快適な住環境を取り戻すことが目的となりました。 断熱材は現状を生かしつつ付加断熱を施工。基礎から屋根まですっぽりと覆い、サッシにはトリプルガラスを入れて断熱・気密化を図りました。
取材で訪れたのは、雪虫の舞う10月下旬。冬の訪れはすぐそこ、という日でしたが、出迎えてくれたTさんご夫妻はなんと裸足。 家中が暖かいので、ほとんどの時期を裸足で過ごし、床材の肌触りを楽しんでいるそう。「以前は足元からの冷えを防ぐために、湯たんぽを入れた寝袋に足を入れて震えていたんですよ」と奥さんは笑います。 「間取りや置いてあるものは変わっていないんですけど、本当に暮らしやすくなりました」と話すTさん。愛着のある空間を生かして気持ちのよい暮らしを手に入れました。

リフォーム後はアウトドア派からリビングでくつろぐインドア派になりつつあるとか。出入り口はすべて吊り下げ型の引き戸に変更

左上:午後の柔らかな陽射しでポカポカ。間取りは変わらないが、リフォーム前の様子を 思い出すのは難しい
左下:漆喰壁に木のサッシが映えるリビング・ダイニング
右:キッチンからダイニングはよく見えるが、ダイニングからは手元が見えづらいようにプラン

左:ご主人の趣味部屋。自転車のレースに出た際のメダルや釣り道具などが並ぶ
右:奥さんの趣味部屋。書道のスペースが機能的に整えられ、電子ピアノも好きな時に弾ける
—–SUDO MEMO—–
断熱・気密性
寒さと湿気という2点の問題を解決するため付加断熱によって性能向上を目指し、仕上がった壁厚は約300㎜。(写真右下)
またリフォーム前は「窓を閉めていてもすきま風でカーテンがふわっと動いていた」と振り返る窓まわりの状態も改善。断熱・気密性の高いトリプルガラスに変え、外気温に影響されにくくなった。
家自体の機能を高めることでセントラルヒーティングも効果的に機能。
こうした設備のおかげで、これまで荒天時は眠れなかったというご主人が「雨が降ったのも気がつかなくなりました」と言うほど、静かな環境も実現した。
自然素材
Tさんご夫妻がSUDOホームの家を気に入っていた理由のひとつが建材の雰囲気。
今回ぜひ、と設置したのがリビングの木製サッシだ。部屋の雰囲気をワンランクアップ
させてくれ、来客にも好評だとか。外壁は全面漆喰を希望したところ、SUDOホームの
提案で道産スギ板をアクセントに。「ご近所の方が、すごく変わったね、
本当に良くなったねと言ってくださるんです」。

左:Before 中:Before

窓の使い勝手が悪く、暗くて暑かったキッチン。カタチは独立型からL字に変更した。
収納力がアップしたため、リビングにあった食器棚は撤去。「以前は洗った食器は後で片付けようという感じだったのですが、今は振り返ればすぐに収納があ るので拭いてすぐに片付けられるようになりました」と効率のよい家事動線に変わったそう。

●このページは、リプランより転載利用しています。