Replan(リプラン)掲載記事 vol.116

自然素材で仕上げた薪ストーブの家実験的な取り組みも理想の形に

●家族構成/夫婦40代、子ども2人

上:庭に面した南向きの窓前は土間仕上げで冬は日射を蓄熱。
ナチュラルなデザインの室内に薪ストーブが調和する
のびのびとした広さの住まいでゆったりと子育てしたいと家づくりを考えたTさんご夫妻。
インターネットや住宅雑誌などで、思いどおりの住まいをつくってくれそうな施工会社を探しながら、自分たちはどんな住まいが欲しいかをじっくり検討しました。
「肌が直接触れる部分は自然素材で仕上げたいこと、薪ストーブを設置したナチュラルな住まいにしたいことからSUDOホームでの家づくりを決めました」というTさんは、フクロウのための部屋、外付けのブラインドや太陽熱利用の温水パネルの設置など、北海道ではあまり見かけない取り組みへの協力もお願いしました。
「子どもの頃から実験が好きだったので、自分の家でも何か新しいことに取り組んでそのデータを取ってみたかったんです」。
共働きで忙しいので住まいの使いやすさにもこだわり、担当の岸さんに細かに要望を出してプランニングをしてもらいました。
完成した住まいは住宅街の中にあるとは思えないほど、大きな窓からの陽射しと開放感にあふれる、静けさが満ちた空間となっています。
ものを増やさずにシンプルに暮らしたいという思いから、ウォークインクローゼットはあえて通路を兼ねた見せる空間にして、気づいたときに整理整頓ができるように工夫したり、バスルームはライフスタイルと使い勝手を考慮し2階に設けています。
自分らしさをとことん詰め込んだ新居で、リビングに設置した薪ストーブの火を眺めながら暖かく穏やかな暮らしを満喫しているTさんご夫妻でした。

左:リビングに隣接する和室の横がテレビの収納スペース
中:ガレージからも出入りできるシューズクロークがある家族用と、来客用のスペースを分けた玄関
右:南向きのバルコニーには、ご主人自らが設置した太陽熱利用の温水パネルが

吹き抜けのリビングには外付けのブラインドを設置したL字型の大きな窓があり開放感が格別。
吹き抜けには子どもが遊べる上り綱もある

左:2階の広いホールにはハンモックを下げてくつろぎスペースに。右手がフクロウの部屋
右:対面キッチンで家事をしながらも子どもとの会話が弾む


左:道南スギ板張りの外壁がナチュラルで落ち着いた印象を感じさせる
右:吹き抜けに面したご主人の書斎は、家族のパソコンスペースとスタディコーナーも兼ねている
中:寝室と廊下をつなぐ通路を兼ねたウォークインクローゼットは、上部がロフトになっている
■建築データ
構造規模/木造(新在来軸組工法)・2階建て
延床面積/187.75㎡(約56坪)(ガレージを含む)
<主な外部仕上げ> 屋根/アスファルトシングル葺、外壁/道南スギ板、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:木製サッシ(トリプルガラス) 一部樹脂サッシ(トリプルガラス)
<主な内部仕上げ> 床/道産カラマツムク材、壁/珪藻土入塗壁、天井/珪藻土クロス
<断熱仕様 充填断熱+付加断熱> 基礎/押出法ポリスチレンフォーム(B3)100㎜、床下・屋根/高性能グラスウール16㎏305㎜、壁/高性能グラスウール16㎏205㎜
<暖房方式> パネルヒーター・床暖房
■工事期間
平成27年10月〜平成28年2月(約4ヵ月)