玄関としての境界線をつくらず、室内へと連続させレイアウトでつくり出される開放感。踊り場がフリースペースとなるため、住まう人によって使い方を変化させられる多様性が魅力です。仕上げにはラワンベニア材を活かし、表情豊かな空間となりました。

2階LDKの1面はオープンになって吹き抜けに面し、吹き抜けを通して玄関とつながる緩やかな一体感を演出。総二階建てを生かした空間構成です。また、吹き抜けには大きな窓が2か所あり、光がたっぷり降り注ぎます。このような大開口を設けられるのは、断熱仕様を下げていない証し。リビングからは、窓を通して公園の木々を見渡すことができます。

玄関から洋室にかけては、床暖コンクリート仕上げの土間床がひと続きになっており、すっきりスタイリッシュな半屋外的なプランに。強度があり摩耗に対しても強いコンクリート仕上げの空間は、土足で行き来でき、キャンプ用品やベビーカー、スポーツ用品などの収納としても大活躍。お掃除やメンテナンスに手がかからないのもポイントです。

フローリングやクロスなどの仕上げ材は無数にあり、個別に分厚いカタログが用意されています。そこから選ぶ作業を楽しめるお客様と、逆に困惑されるお客様がいらっしゃいますが、後者の方にとって、SUDOホームが厳選した数種類の中からセレクトしていただく新たな方式は朗報となるはず。

SUDOホームは、北海道で100年以上をかけて寒冷地住宅の設計・施工技術を培ってきました。そこに住宅密集地が多い「SUDOホーム関東」のノウハウを掛け合わせ、札幌ならではの都市型住宅を追求。すぐ隣に家があることを忘れてしまうような、開放感を重視したプランをご提案します。

SUDOホームでは、規格住宅と呼ばれるタイプの家づくりは行っていません。その土地、そのご家族の暮らし方に合わせた理想の住まいを1棟ごとに模索します。理想のプランを探るきっかけにしていただけましたら幸いです。