LIVE REPORT 見せます建築現場
「 mokkai 」
- 2025.10.31
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                    こんにちはヨッティーです。  現場が上棟間近という事もあり、関係者にて上棟前夜祭を開催しました。 
 皆さん、それぞれ美味しい食事を堪能し、和気あいあいな会になりました (^O^)/
 D大工チームと関東から来ていたA大工チームも、熱い語りがあったり無かったりと、楽しそうで何よりでした!では気を引き締めて建て方最終章「 mokkai 」8回目スタートです。  現場ではCLT屋根パネルを乗せていく作業が行われていました。 
 わずかな誤差があると、順次乗っけるCLT屋根パネルの接合に影響していくので、全員でmm単位の微調整等を繰り返しながら設置していました (;O;) CLT壁パネル上部と、CLT屋根パネルが接合される所の金物も、綺麗に納まりました。  順調に設置されていき・・・  無事CLT屋根パネル設置完了致しました。 
 大工さん方ご苦労様でした! 上棟した所で、関東から来て頂いていましたA大工チーム作業は完了になりました。 
 D大工チーム含め、互いに貴重な機会になりました。
 また会う日まで~ (*´▽`*)最後に2階内部の様子を動画にてご覧ください。 
 木に囲まれましたね!(率直な感想)
 ここからどう進んでいくのか楽しみを残し、今回はここまでとなります!
 次回もお楽しみに!
- 2025.10.25
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                    こんにちはヨッティーです。 
 最近は冷え込む日が増え、冬が近づいているなと思う今日この頃です”(-“”-)”
 現場的には白いアイツが降ってくるのが遅ければ遅いほど嬉しいんですよね(笑)前回Xマーク金物問題を出しましたので答え合わせです! 
 Xマークの読み方の答えは・・・「クロスマーク」でした。
 分かった方は中々の通です(◎_◎;)
 余談ですがクロスマーク表示金物は公益財団法人日本住宅・木材技術センターが定める接合金物規格の一つで、CLTパネル工法用金物としてして制定されています。
 Xマーク表示金物以外にも、Zマーク表示金物、Cマーク表示金物、Mマーク表示金物などがあります。
 こうした認定制度は、木造住宅の耐震性能を確保し、消費者の安心・安全の実現を目的としているんですよね~。では建て方の続き「 mokkai 」7回目スタートです。  現場の加工場では、次の工程の準備が進んでいました。  金物取付前の加工を行っているY大工さん ( ;∀;)ガンバレ~!  3面CLTパネルで囲われた中では、1階中間仕切りになる柱建て・梁架けを行っていました。  CLTパネル(床)をゆっくり降ろし・・・  無事設置されました (^o^)/ 
 加工していたのは2階床になるCLTパネルだったんですね! 下から見上げると加工していた所にL型アングルが取付き、CLTパネル(壁)から出ていたMP全ねじボルトと、専用のMPホールダウン金物で接合されていました。 
 ごつい金物だなと思ったヨッティーでした。 順番に小屋梁を掛け、トラス部となる金物も取付けていきます。  順調にどんどん組みあがっています (*´▽`*) 
 内部の木部は化粧になる為、大工さん方の作業もより繊細になっていました! 気になる作業をしている方がいますね !(^^)!  小屋梁を掛け終わった後にくる工程が、CLT屋根パネルを乗せていく作業になります。 
 その前にCLT壁パネルと、小屋梁をしっかり接合させる方法として、今回はホームコネクター工法を採用しています。
 木材を美しく、強く、簡単に接合する接合技術のようです!
 木材同士以外にも木造とコンクリート、木造と鉄骨等の異種素材の接合もできるので凄い技術ですよね。
 専用の接着剤注入ガンを使い・・・ こちらが注入している接着剤です。  注入後は硬化するまで待ち、硬化次第S型コネクター(筒状のもの)を取り、埋木を行います。  硝子と木製サッシで仕切られる柱、梁が組まれた所で今回は終わりとなります。 
 次回は建て方最終章となります!お楽しみに (^O^)/
- 2025.10.17
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                    こんにちはヨッティーです。 現場が気になりますので早速現地へ!(^o^)/ 
 「 mokkai 」6回目スタートです。 大きな輸送車に運ばれてきましたCLT材を、現地置きしている最中でした。 
 専用の吊具を使い・・・ 慎重にCLTパネルを・・・  建て方順に並べ、重ねていきます。 
 大きいし重そうですね ((+_+))
 クレーンのオペさんに重量聞いた所、一番重いので1tを超えているそうです!!! 平行して土台敷も行われていました。 
 規定の位置にアンカー類がありましたので、ピッタリと納まっています! 土台敷き並べ直後。 
 上から見るとこんな感じになります。
 少なく感じますね。 現場の加工場ではD大工チームと、関東から強力な応援としてS社のA大工チームによる計8名で賑わっていました。 
 S社はCLT物件を他にも経験した事があるので心強いです!! CLTパネルの厚みが150mmなので、中々見れない大丸鋸を扱うD棟梁! 
 匠に扱う姿が、さすがの一言でした (◎_◎;) CLTパネル(壁)上部と、CLT屋根板が接合されるヶ所の金物になります。 
 先程加工されていたのが、CLTパネルを建てる前に、事前に取付る為の作業だったのです。 加工後取付けると、こんな感じになります。  金物取り付けを終えると、規定の順番で建てていきます。 
 7m超えているパネルなので、こちらが1t超え重量になります! うまく設置されたようです。 
 ヨッティーは順番にパネルが建っていくと思ったのですが、耐力壁パネルを建ててから、次に近接する非耐力壁パネルを間に落とし込む形で建てていくと、教えてもらいました。
 なるほどなるほど (:_;) 足場に上がると、頑張って加工して取り付けた金物が見えていますね。 
 どうやって接合されていくか楽しみです。 少し見にくいですが、土台とCLTパネル(壁)下部接合状況はご覧の通りです。 
 内部が化粧現しなので、見えないように彫り込み仕様で工夫が見られました(^_^)
 CLTパネル同士の突き付けヶ所には、専用のXマーク金物が付きます。
 ・・・皆さんXマークのXはどう読むか分かりますか?(‘ω’)ノ
 次回に答え合わせしましょう!(笑)CLT建て込みの様子をご覧ください。 
 映っているのは、非耐力壁パネルを間に落とし込んでいる所でした!
 やはり建て始めると、どんどん囲まれていきますので早いです! 外部からみるとこんな感じです。 
 お次は・・・といきたい所でしたが、今回はここまでとなります!
 次回も引き続き建て方編になります。
 お楽しみに!
- 2025.10.10
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                    こんにちはヨッティーです。 前回告知致しました「 新雪谷(ニセコ)の麓舎 」OHは、おかげさまで沢山のご来場を頂きありがとうございました(´▽`) 
 現在は、札幌にて※期間限定ロングラン開催をしておりますので、
 そちらも機会がありましたら是非是非お越しください。
 https://sudo-con.co.jp/event/seitei/では「 mokkai 」5回目スタートです。 現場に向かいたい所でしたが、長いやりとりを経て、CLT材がオーストリアから苫小牧港に無事入港したと連絡がありましたので、ヨッティー人生初のデバンニングへ向かいます! 
 簡単に説明しますと、輸送用コンテナから貨物を取り出す作業の事で、その立合い(検品)になります。 晴天の中デバンニング開始です。 
 CLT材が入っているコンテナになります。大きいですね。 チームヨッティーとプレカット屋さん達に見守られながらコンテナが開きました。  フォークリフトで引っ張り出す前に、中身の状態確認や引っ張り出す手順等入念に打合せをし・・・  慎重に引っ張り出します。  荷重がありこのまま一気に引っ張り出せない事が分かったので、半分ぐらい出た所で・・・  CLTを載せているソリ(木)を材料が分かれている所で切断し、2回に分けて引っ張る作戦に切り替えたようです。  とにかく重そうで、フォークリフトの運転手の技量が試される感じでした((+_+))  近くの置き場まで運ぶ輸送車が到着し、載せ・・・  慎重に運び・・・  再びフォークリフトの出番!  ゆっくり、ゆっくり・・・  保管場所まで運ばれていきました。  厳重に梱包されているCLT材達。 
 この量で約半分になります(◎_◎;) CLT材の状態確認で、一部梱包に刃を入れ確認に入ります。  これがCLT材です!(断面) 
 繊維方向が直交するように積層接着されているのが分かりますね! 大きな傷等がなく、状態も良さそうで何よりでした(*´з`)  最後に刃を入れたヶ所の塞ぎ作業を行い、デバンニング作業完了となります! 
 中々経験できる事ではないので、貴重な機会でした! ・・・現場に戻るとD大工チームにより基準墨出し作業をしていました。 
 今回もどうぞよろしくお願い致します。 土台・柱・梁の荷受けと  大量の金物類の荷受けを行った所で、今回は終わりとなります。 次回は見応えのある建て方編になります! 
 ではまたね~(^o^)/
- 2025.10.03
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                    こんにちはヨッティーです。 今回は基礎工事後編という事で早速現場へ! 
 「 mokkai 」4回目スタートです。 基礎配筋が終わりましたので、まずはベースコンクリートの打設から行います。  養生期間を取り、ベース枠解体後は立上り型枠材(鋼製枠)が各所に配られ・・・  順番に施工されていきます。  天候に恵まれ立上り型枠施工まで完了!(*^▽^*) 
 建物外周の断熱ラインには合計160mmの断熱材もしっかり打ち込まれていますね。 前回説明しましたアンカーをセットした状態になります。 
 要となる為、規定の位置にしっかり配置されているかのチェックと、レベル(高さ)チェックを入念に行いました(; ・`д・´)
 細かいヨッティーチェックにも丁寧に対応してくれました基礎屋さんの皆さんには感謝です! セットしたアンカーを崩さないように丁寧に立上りコンクリート打設を行い・・・  規定の養生期間を経て一気に型枠解体まできました! 
 奥が建物本体、手前がカーポート内にある物置の基礎になります°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
 SUDOホームの基礎幅のほとんどは150mmですが「 mokkai 」の基礎幅は150mm、200mm、360mm!と規格外仕様となっております。 続きまして埋設配管作業~。 
 電気、設備以外に今回はガス管も埋設していきます。 埋め戻しの工程となりますので、土砂埋め戻し後に土間コンクリート下の砕石を敷設し・・・  完了直後上からパシャリ! 
 上?!?! そうです!外部足場の組立がいつの間にか完了していました!! 
 色々と謎を残していますが最後に・・・オーナーさんのご厚意により週末に開催されます羊蹄山麓に溶け込む暮らし「 新雪谷(ニセコ)の麓舎 」を告知した所で今回はここまでとなります! 詳しくは下記にてご確認ください。 
 https://sudo-con.co.jp/event/rokusya/ではでは~(^o^)/ 
- 2025.09.26
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                    こんにちはヨッティーです。 こちらのエリアは朝8℃、日中20℃超えと寒暖差がある日々が続き、いつの間にか夏が終わりすっかり秋らしい日々が続いています。 
 秋の季節は〇〇の秋と色々当てはまりますよね(*´▽`*)
 先週末ヨッティーは芸術の秋という事でヴァイオリン、チェロ、ピアノ、バリトンによるコンサート鑑賞しました♪
 芸術関係に触れると感性が磨かれ良いですよね~(@_@)近況報告はこの辺にして、「 mokkai 」3回目スタートです。 前回紹介しました、現場カメラにて撮影した地盤改良杭工事の様子を、タイムラプス形式に編集しましたのでご覧ください。 いかがでしたか? 
 このような形で残せるのは色々と可能性があるなと感じたヨッティーでした(^o^)/ 現場に大きなトラックに載って基礎打込み用の断熱材が搬入されました。  基礎の断熱材の厚みは何と160mm!!100mmと60mmの断熱材を特殊接着加工にてメーカー依頼しました。 
 CLT仕様は色々と規格外ですね。 飛散しないようにネットをかけ出番を待ちます。  基礎屋さんによって掘削開始!  どんどん進み・・・  砕石厚みチェックも忘れずに行い・・・  このタイミングでコンクリートポンプ車と生コン車が来ました。  今回は捨てコン打設を行いました。 
 簡単に説明しますと、基礎工事の前に流し込むコンクリートのことです。
 捨てコンには正確な位置の墨出しや、高さの基準決め、これからの工事であります配筋・型枠の下地の固定などの目的もあります。 図面通りトランシット(測量機器)を使い、建物の基準となる通り芯の墨出しを行うと、鉄筋屋さんの出番です。  現場で鉄筋屋さんが奮闘している最中に、ヨッティーはCLT工法の要となるアンカーチェックを行っていました。(後々要の意味が分かります) 
 規定通りの本数、長さ、種類等OK! 現場に戻り配筋チェック(^_^) 
 隠蔽部分の記録をしています。
 正しく配筋されています! 天気にも恵まれ順調に基礎配筋完了した所で今回のレポートは終わります。 
 次回は基礎工事後編になります!
 お楽しみに(‘ω’)ノ
- 2025.09.19
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                    こんにちはヨッティーです。 問題を出したまま終わってしまいましたので、今回は答え合わせからです。 公共桝に描かれていたキャラクターは「じゃが太くん」でした! 
 倶知安町特産のじゃがいも(男爵)をキャラクター化したもので、雪の羊蹄山を表す帽子をかぶり、スキーをはいて、倶知安町が誇るじゃがいも、羊蹄山、スキーの町、そして躍進する倶知安町のイメージを表しているとの事でした。
 【誕生日】平成3年8月3日【性別】男じゃが太くんはこうやって倶知安町のPR活動頑張っているんですね。 それでは工事の方に戻りまして、「 mokkai 」2回目スタートです。  大きな重機がこれから入ってくるので、U字側溝のコンクリート蓋が破壊されないように、敷鉄板で覆い被せ養生します。  バッチリですね。  続きまして、建物の位置と地盤改良杭の位置出し。  今回の地盤改良杭の長さは2種類あるので、赤と青のスズランテープで分けてみました。  工事に必要な仮設電気設置完了~(; ・`д・´)  仮設電気ポールの先端に何かついていますね? 
 こちらは現場用のクラウドカメラになります。(弊社初の試み)
 現場の記録はじめ、日々の防犯だけでなく、自然災害時、長期休業時、現場のライブ状況をどこにいても確認することができる便利なツールです。
 記録としても残るので色々な場面で役に立ちそうです!
 今回の現場は珍しい工法という事もあり、資料残しも目的の1つなので、試しながら他現場でも使えれば建設DX化にもつながるなと思ったヨッティーでした(‘◇’)ゞ 工事看板と仮設トイレ設置完了!  改良杭が搬入されました。  直径20㎝なのも確認され・・・  位置を出した所までグイっと引っ張っていき・・・  杭打機のオーガーの先端をセットして掘削を行い・・・  垂直を確認しながら杭を建込み、圧入していきます。  無事、58本の杭打ちが完了しました! 今回のレポートはここまでになります。 
 次回もお楽しみに~(@^^)/~~~
- 2025.09.13
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                    皆様こんにちは! 
 ヨッティーです!
 ・・・!?!?!?
 覚えている方いますか?(笑)
 約7年ぶりの再登場になります!
 確か最後の工事レポートがニセコ支店だったような。。。
 今までヨッティーは羊蹄山麓界隈にて奮闘していました(‘◇’)ゞ
 久々の工事レポートを担当する事になりましたので、しばらくの間お付き合いよろしくお願いします。今回は倶知安町の分譲地にて~CLTでつくる木の住まい~ 
 「 mokkai 」(もっかい)をお送り致します。
 完成後は弊社のモデルハウスになりますので沢山のご来場お待ちしております!建物の特徴は 
 ・構造表しが連続する木の温もり溢れるCLT
 ・羊蹄山の眺望を愉しむ2階リビングのCLT
 ・豪雪対策を軽減するカーポートのあるCLT
 ・床暖土間と薪ストーブで冬時間も満喫CLT
 となっております。皆さんCLTご存知でしょうか? 
 ヨッティーは聞いた事あるぐらいの程度でした((+_+))
 初めて聞く人もいると思いますので簡単に説明しますと、※CLTとは 
 Cross Laminated Timber(JASでは直交集成板)の略称で、ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。【CLTのメリット】 
 ・断熱性、遮音性、耐火性、耐熱性に優れている
 ・鉄筋コンクリートに比べて重量が軽く、基礎工事の簡素化ができる。
 ・地震に強い
 ・施工が早い
 ・コンクリートの養生期間が不要なため、短期間で施工ができる
 ・温室効果ガスの排出量を削減し、カーボンニュートラルの取り組みで地球環境に貢献できるこれまでの木造の常識を覆す驚異的な素材という事が分かりましたので、工事レポートを通じて皆様にお伝えしていきますね! それでは現地へ!!  北東側から見た計画地です。平坦で工事がしやすい場所だなとすぐ思いました!  分かりにくいですが赤く囲まれているところが計画地です。 
 見切れていますが羊蹄山がみえていますね! 2階にLDKがあり羊蹄山が見える計画ですので、最高なロケーションになっています(*^▽^*) 
 贅沢な土地ですね。 外観イメージパースはこんな感じになっています。  図面通り境界石もありましたので着工前のチェック完了!  こちらの公共桝に描かれているキャラクターご存知でしょうか? 
 皆さんに問題を残して・・・次回は仮設工事からお届け致します(‘ω’)ノ
 
                   
                   
                  