LIVE REPORT 見せます建築現場
透過するいえ
- 2024.07.23
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みなさん、こんにちはKです!
本日で「透過するいえ」最後の更新となります。
よろしくお願いいたします!!待ちに待ったキッチン設置の様子からです。
キッチンは、レンジフードと本体、キャビネット部分のユニットを
現場で組み立てていきます。設置が完了です!
外では、基礎の仕上げを施工中でした。
下塗りをして、モルタルを塗り、櫛引という模様をつけていきます。外物置内部の立ち上がりの細かいところも細めのコテで仕上げます。
コーキング屋さんが異素材の床の間や水廻りにコーキングをしています。
お次は階段部分の手摺設置です。
アイアン製の手摺をテラス側から搬入します。
手摺も設置が完了しました!
最後に気密測定の様子です。
気密測定は、建てられた家にどのくらいの隙間があるかを調べるものです。
高断熱であっても、隙間が多い家だと外気や湿気などが入り込み、
せっかくの断熱性のが発揮できないため、気密性能も重要になります。SUDOホームでは全棟気密測定を行っています。
C値と表される数値が住宅における相当隙間面積なのですが、
測定結果は「C値=0.5㎠/㎡」でした!
数値が小さいほど隙間なく建てられている証拠になるので、
一安心です(^^)駆け足の現場紹介となってしまいましたが
最後までお付き合いいただきありがとうございました!7月27日(土)、28日(日)の2日間でオープンハウス開催します。
ぜひこちらの情報もチェックしてみてください!
- 2024.07.08
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みなさんこんにちは!Kです
本日は「二乗-noイエ」を更新中のI先輩から木材の含水率について、
「含水率が低いと何が良いの?」
というお題がきましたので、そちらから考えてみようと思います。
少しお付き合いください。結論から言うと、
含水率が低いと「乾燥収縮による反りやゆがみといった変形が少ない」ため、
「木材の反りやゆがみによる寸法のくるいが少なく、より正確に建てることができる」
ので良い!
ということが言えると思います。
建築材料としては、15~20%の含水率が適しています。
さらに、SUDOホームの売りでもある高気密・高断熱の住宅は
冬でも暖かく人にとってはよい環境ですが、木材にとっては乾燥していて厳しい環境となるため、
過酷な環境下でも変形による不具合を生じさせないために、10%以下程度の含水率が好ましいです。しかし、含水率が低すぎても問題があり、
水分が少なくカラカラな状態、含水率が0%に近い状態では
反り、ゆがみ、割れが起きやすくなり強度が低下します。材料ひとつとっても情報が多く
建築もまた奥が深いです、、、それでは本編へ
こちらはエントランスです。
アクセントに杉板を張っていて、四角く切り取られている部分は
郵便ポストの扉が付きます。建具屋さんが採寸し、工場で製作してきたものを取り付けてくれています。
ぴったり納まり、隠し扉のようになりました!
それぞれの部屋のドアや
TVボードの引き戸も取り付けてくださいました。
建具取付後、養生を取り、床の仕上げ塗装に入ります。
フローリングを傷つけないために敷いていた養生ボードを剝がし、
掃除機でゴミも吸い取りながら作業を進めます。床下も潜ってゴミを取り除き、
階段や棚板も粗方掃除し、
オープンハウス前とお客様にお引き渡しする前にも美装してくださいます。すべての養生を剥がし終え、ここから塗装へ入ります!
塗装前にやすりがけをして、今回はクリアの仕上げです。
「透過するいえ」、次週お休みして
再来週が最後の更新となります!再来週末(7/27、28)にはオープンハウスも開催されますので、
最後までよろしくお願いいたします(^^)/”
- 2024.07.01
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みなさんこんにちは、Kです!
今日から7月ですね
暑くなる日が続くと思うので、熱中症には十分気をつけていきましょう!現場は完成に向けてどんどん進んでおります!
7月下旬にはオープンハウスも予定しておりますので、
そちらの情報も是非チェックしてみてください(^^)/まずは塗壁の様子から
塗り方は扇型や櫛引、ラフ塗りなどがありますが、
今回は「横引き」で仕上げています。近くで撮るとこんな感じです。
次はタイルの施工です。
設備屋さんが床暖房のパイピング作業をしています。
オレンジ色の配管で温水を循環させ、部屋を暖めます。
配管が完了したら、その上にタイルの下地となるモルタルを流していきます。
モルタルはセメント、砂、水を混ぜてできていて、今回は左官屋さんがトラックに積んできた材料を
現場で混ぜて、バケツで運んでくれました。コテで均して、水分が抜けて固まったらタイルを貼ります。
エントランスは600角のタイルを貼っていきます。
UTには長方形のタイルを馬目地で貼っています。
塗壁の塗り方やタイルの種類、貼り方、目地など何通りもありますが、
お客様のご希望に添えるよう職人さんが丁寧に施工してくださいます。外部は、美装屋さんに窓の美装をしていただいた後、
足場が解体され、外観が見られるようになりました!
来週は建具の取付などをご紹介したいと思います。
よろしくお願いいたします(^^)
- 2024.06.24
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みなさんこんにちは、Kです!
今回は大工さんの造作家具から
壁の仕上げなどの様子をご紹介します。工場で加工した棚や建具枠の他に、
幅が広い造作棚やカウンターは現場で加工します。工場加工と現場加工で分けている理由は、
木材の乾燥収縮による“反り”があるからです。
加工してから運搬し、取り付けるまでに時間が空いてしまうと、乾燥して木が反ってしまい、
幅が広いものはより大きく反って現場の幅と合わなくなることが多いため、
現場で加工をしてくださってます。家電食器収納棚の枠が取り付けられました。扉や引き出しなどは建具屋さんが採寸し
製作してくださいます。
棚の手前にキッチンが付き、キッチンからリビングもダイニングも見渡せる配置になっています!こちらは洗面横の埋め込み型の収納と、白い板の方は可動棚です。
木工事が終わり、大工さんの道具が引き下げられ
現場がすっきりしたところで、塗装屋さんの登場です。棚やカウンター、階段の段板から塗装し、
フローリングはクロスや塗壁など壁の仕上げが終わった後に行います。続いてはクロス屋さんです。天井、壁と順に貼っていきます。
写真の機械でクロスに糊付けし、ローラーでコロコロ抑えながら接着します。
~before~
~after~
ボードの素地の状態から天井、壁が白いクロスになり、ガラリと雰囲気が変わりました。
構図が違うのでわかりにくいかもしれませんが同じお部屋です。次回は塗壁とタイルの施工から!
また来週です!(^^)!
- 2024.06.17
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みなさん、こんにちは!Kです。
大工工事も終盤に差し掛かってまいりました。
本日もよろしくお願いいたします!このギザギザを見ればもうお分かりですね
階段です!
下地の位置を確認し、しるしをつけて、刃を斜めにセットし角材を切っていきます。
切り残しも鑿(のみ)で削り、平らにしています。
下地が組めたら壁の部分にボードを張り、工場で加工してきた段板を固定していきます。
今回は踊り場の下を籠れるDENとして活用しています。
DENの天井にボードを張るところです。
趣味などに没頭できそうな籠り空間のDENと
開放的なリビング・ダイニングとのメリハリがあり
家の中で「様々な空間の変化がある」というのも今回のコンセプトのひとつとなっております!どんな空間になるか楽しみですね!
踊り場にも大きな窓があり、吹き抜けで天井高もあるため
開放感があるスペースになっています。
DENとはまた違った居心地の良さが感じられると思います!テラスドアを開け外に出ると、
屋根付きのテラスにつながっています。
デッキ材には、木材を虫やカビなどから保護する塗料を塗っています。室内の床とフラットで行き来がしやすく、フローリングから続いているかのようにしているところが
こだわりのポイントです!次回で大工工事は最後になります。
そのあとは、仕上げの塗装や壁紙、塗壁施工などなど
様々な業者さんが作業していきます。また来週です!(^^)!
- 2024.06.06
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みなさん、こんにちは!
日に日にあたたかくなってきましたね(^^)2024年になってもう半年も経ちました、、、
時間が経過するのはあっという間だとしみじみ感じている今日この頃本日もKが現場の様子をお伝えします。
よろしくお願いします!壁の断熱材を入れポリフィルムを張り付けた後は
天井にボードを張ります。2階天井ボードの裏には、セルロースファイバーという吹き込みで充填する断熱材を入れています。
今回の厚みは330mmです。2階床の梁の含水率を計測しています。
ほかの部材もランダムに計測し、それぞれの部材の平均値が基準値を超えていないか測ります。
基準値以下の数値が出たので、木材が適度に乾いていることが確認できました!1階では早くもフローリングを張り進めています。
正方形の穴は床下に潜るための点検口です。点検口の枠に合わせてフローリングを切って納めます。
1階のフローリングが張り終わるころ、窓台や建具枠など
加工されたニレの集成材が現場へ運ばれました。これらは棟梁が工場で3日間かけて加工してきてくれました!
4.2m×0.6mのニレ集成材から切り取り、厚みも機械で削ります。
この中には階段の踏み板なども含まれています。
次回は階段ができる様子などをお伝えしたいと思います。また来週!(^^)!
- 2024.05.28
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みなさん、こんにちは。
Kです!2階部分を中からみた様子です。
クレーン車と大工さんの連携により、あっという間に建物のかたちができました!次に、間柱を入れ、窓(サッシ)が取り付けられる位置にまぐさと窓台もつけていきます。
外壁の面材を貼りつつ、社名入りの透湿防水シートを巻き付けていきます。
現場に木製サッシが到着!!
大きく重量があるため、持ち手となる吸盤をガラス面に取り付け、
大工さん3人がかりで運び入れています。声を掛け合いながら慎重に作業をしていきます。
リビング、ダイイングとテラスをつなぐ大きなサッシとテラスドアが取付完了です。
作業中にガラスを傷つけないように、プチプチを使って保護します。お馴染みグラスウールの「太陽SUN」です!
大工さんが慣れた手つきで開封すると“もはっ”と膨らんで出てきます。
ふかふかで柔らかそうな見た目ですが、ガラスで作られているため多少ちくちくします。
グラスウールの充填作業はグローブ必須です。隙間なく施工することが難しいとされているグラスウールですが、
SUDOホームの大工さんはどんな隙間でも丁寧に敷き詰めてくださいます。付加断熱の施工も着々と進んでいます。
外部もしっかりグラスウールを充填しています。内部はグラスウール充填後、壁全体にポリフィルムを張ります。
梁や窓廻りに先張りしていた分と張り合わせ、つなぎ目や窓の四隅などはテープでふさぎ
隙間をなくしていきます。今回はここまで!
まだまだ大工さんが活躍します。
来週もよろしくお願いいたします!(^^)!
- 2024.05.23
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みなさん、こんにちは!
Kです。先週の基礎工事の続きから
養生のブルーシートを外し、埋設工事の様子です。
基礎の外側に排水管を埋める作業です。建物との間隔と水平を測っています。
土間コンクリート打設の準備をします。
防水・防湿の役割があるポリフィルム(オレンジ色のシート)の上に
ひび割れ防止のために網目状のワイヤーを敷きます。コンクリートを流し、コテで均しながら進めていきます。
養生期間を経て、外部足場を設置したら大工さんの出番です!写真の機械は「トランシット」です。土台を敷くための墨を出す際に使います。
最初に基準となる線をまっすぐに引き、その線を90度振ることができます。
使う前に機械を水平に据える必要があるのですが、この作業がとっっっても難しいのです
(+o+)大工さん全員で協力して墨を出していきます。
土台、床の面材を敷き、1階の柱を立て終え、
クレーンと連携して梁を架けます。柱・梁には、気密のためにポリフィルムと接合金物を先に取り付け
クレーンで吊って柱と繋ぎます。2階部分も同様に柱、梁を組み立てていき、屋根もできました。
建物のかたちが見えてきましたね!次回は、壁を造り建物内部の様子をお届けいたします。
また来週です!(^^)!
- 2024.05.14
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みなさん、こんにちは。
今回から現場を担当しておりますKが工事進捗をお伝えします!
よろしくお願いいたします。地鎮祭を終えまして、
まずは除雪をしながら建物の位置を出していく作業です。
土の上に氷が張っていて、重機で割りながら掘っている様子です。次は鉄筋を組んでいきます。
型枠大工さんが、基礎のベースといわれる部分の枠を取り付けています。
枠ができたらベース部分のコンクリートを打設します。
打設の前に、コンクリートを運ぶミキサー車に積んできていただいたお湯で
前日にベース底に積もった雪を溶かしています。今回のベースコンクリートには、凍害防止とコンクリート強度の確保のため、耐寒剤を混ぜています。
耐寒剤で対策しつつ、念には念をということで
ブルーシートで全体を覆い、養生します。ベースが固まり枠を解体した後、
今度は基礎の立ち上がり部分の型枠を組み、
土台を固定するためのボルトを埋めてコンクリートを打設しています。打設後は、ベースの時と同様にブルーシートで養生します。
これで温度が下がりすぎず、立ち上がりのコンクリートには早強剤を混ぜているため、
早期に強度を確保できます。次回は
養生期間を終え、土間のコンクリートの打設や
大工さんの乗り込みの様子をお伝えできたらと思います。また来週!(^^)!
- 2024.04.28
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皆様、ご無沙汰しておりました。Kです。
実はここに登場するのは約4年ぶりです。
最後に登場したのが2020年1月末、ちょうど新型コロナが流行し始めた時でした。それもようやく落ち着いて、気持ちの良い春を迎える事ができました。
桜も満開です!さて、
今回お伝えするのは、昨年度 地価の変動率全国1位になった「千歳市」のN様邸の現場です。
千歳市といえば北海道の空の玄関、そしてきれいな川、支笏湖など魅力がたくさんですね。20年前、道の駅でサケの稚魚の放流イベントで、当時5歳の甥っ子が紙コップに入った稚魚を半分飲んだのを思い出します、、、 (゜ロ゜)
冬は?というと千歳市は気温は低いですが、積雪量は札幌と比べると少なめですね。
計画地です。
北側道路で間口11.0m、奥行23mで面積76.5坪、奥行きの長い敷地になります。敷地内から道路(北)側を見る。
道路の奥に雑木林があるので、生活にこの景色も取込みたい。
施主のN様がこの土地に決めた理由の1つでもあります。西側から見る。
道路と敷地の関係が分かります。今年1月の状況です。
敷地には40cm程の積雪があり、南側にはアパートが建築中になっておりました。
窓はアパートの共有部分、廊下に設置されているのが分かります。さあ、3月に入り工事スタート! っと思いきや今年の雪はなかなかしつこかったですね、、
ポカポカと暖かく、ようやく春か~ と思わせといて降る!
今度こそは! っと思わせまた降る!!地鎮祭の前日にも大雪が … (;゚□゚)ガーン!!
無事に地鎮祭を終えました。
いよいよ!!という気持ちになるはずです。いよいよ工事開始です!
SUDOホームにはそれぞれの家にコンセプトがあります。
それは設計者の意図と現場管理者、職人が共有の思いで造れる事につながります。この家のコンセプトは、
・アウトリビングのある開放的な暮らし
・北側の自然を随所に取り込む暮らし
・空間に変化のある楽しい暮らし
・様々な生活シーンのある暮らし
・メリハリある視線で快適な暮らしネーミングは
南北をつなぐ変化を楽しむ 「 透過するいえ 」 です。屋根付きのウッドテラス(アウトリビング)でバーベキュー、便利なキッチン回遊動線、2階に水廻り配置した事による1階LDKの開放感、階段の踊り場+αを持つスペースとその床下にDENなど随所にこだわりがありますが、特にアウトリビングとのつながりは絶妙な配慮でスッキリ感を出します。
次回は工事スタート。ぜひご覧ください!!
KからKへバトンタッチしますよー。