建築データ
構造規模 木造(新在来工法)・2階建て
延床面積 141.10㎡(約42坪)
工事期間 令和元年8月〜12月(約5ヵ月)
薪ストーブで冬を楽しむ。2022掲載
子どもの頃から両親と一緒に自然の中で遊んでいたMさんは、根っからのアウトドア好き。社会人になっても、今金町にある実家所有のログハウスで休日を過ごすのを何よりの楽しみにしていたといいます。「自分に家族ができたら、日常生活の中でもキャンプ気分が味わえるような薪ストーブのある住まいを実現したいと考えていました」。
ストーブ前の土間縁は、Mさんお気に入りのくつろぎスペース。「薪火は芯から体が温まって、気持ちが良いです」
そう語るMさんは4年前の結婚を機に早速、家づくりを開始しました。希望するエリア内で土地を探しながら、施工会社を検討。10数社の中から、リプランの記事で目に留まったSUDOホームを家づくりのパートナーに選択しました。「決め手になったのは、自然素材の良さを生かした空間とデザイン性。そして何より薪ストーブのある家を多数建築しているという、豊富な実績に安心感を覚えました」。
長年、キャンプで愛用してきた小型ダッチオーブンが、新築後はストーブ料理でも大活躍している
タイル張りの炉壁と構造壁の間に隙間を開けて空気の流れをつくり、薪火の熱が壁内にたまらないよう配慮
2019年、ご夫妻は緑豊かな川辺に隣接する91坪の土地を購入。年末には、ゆとりのある庭と吹き抜けのある開放的なLDKが一体となった理想の新居が完成しました。
薪火のやわらかな熱と階下の家族の気配が吹き抜けから伝わる2階のフリースペース
2階から吹き抜け越しにストーブ土間を見る。ゆるやかなアールを描く土間のデザインは、SUDOホームの提案
グレーのタイル仕上げの炉台と炉壁に自然となじむ薪ストーブ。アーチのあるゴシック調の扉が古き良き北欧の雰囲気を感じさせる
新居は、ナラの無垢床や珪藻土入りの塗り壁、タイルなど、素材感際立つ空間。その中心にある土間には、Mさんが相談に出かけた専門店で「クラシックな雰囲気が気に入った」というヨツールの薪ストーブが設置されています。ストーブに火を入れるのは休日や休日前のお楽しみ。「土間の縁に座って、庭の景色とストーブの薪火を眺めながら飲むビールの味は格別です。目指した以上にキャンプ気分が味わえるマイホームが出来ました」。
MさんがDIYで仕上げた薪棚には、アスファルトシングルの屋根を取り付け、乾いた薪を雨や雪から守っている
薪棚のある庭は、Mさん自作のウッドデッキを経由し、ストーブ土間につながっている
構造規模 木造(新在来工法)・2階建て
延床面積 141.10㎡(約42坪)
工事期間 令和元年8月〜12月(約5ヵ月)
<外部>
屋根/ガルバリウム鋼板、外壁/道産スギ板張、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:木製サッシ 一部樹脂サッシ
<内部>
床/ナラフローリング、壁/珪藻土入塗壁、天井/環境壁紙
<充填断熱+付加断熱>
基礎/押出法ポリスチレンフォーム(B3)100㎜、壁/高性能グラスウール16㎏155㎜、天井/ブローイング330㎜
薪ストーブ・エコジョーズによるセントラル暖房(温水パネルヒーター・床暖房)
<断熱性能>UA値:0.34W/㎡K
<気密性能>C値:0.50㎠/㎡
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