建築データ
構造規模 木造(新在来軸組工法)・2階建て
延床面積 123.73㎡(約37坪)(アプローチ含まず)
工事期間 平成30年6月〜10月(約5ヵ月)
Replan北海道vol.126掲載
恵庭市の住宅街の一角にあるIさん宅の自慢は、リビングの縦長の大開口から見える雄大な畑風景。豊かな自然を眺めるカーテンレスな暮らしこそが、ご夫妻の家づくりの夢でした。
「エントランスのスギ板張りの壁は、母の実家を思い出すんです」と奥さん。稚内で漁師をしていた祖父母の住まいも横板張りで、とても懐かしい気持ちになるのでお気に入りだと話す
自転車が趣味、靴が好き、というIさんのためにシューズクロークは大容量
結婚を機に家づくりを考えたIさんご夫妻。住宅雑誌で紹介されていた家の雰囲気が気に入り、新築を依頼したのがSUDOホームでした。「外壁の道南スギや、漆喰の壁、無垢のフローリングなど、自然素材をふんだんに使用しているSUDOホームさんの住まいは、木の家に住みたいと考えていた私たちの理想を叶えてくれると思いました」と奥さん。
畑風景を望むリビングの大開口はIさん宅の主役。「この景色を見ていると、住宅街だということを忘れてしまいそうになるんです」と奥さん
横に広くするか、縦に長くするかリビングの開口の大きさは検討を重ねたという。吹き抜けと縦長の大開口がもたらす開放感が心地よく、「縦長の大開口にして正解でした」とIさん
キッチンカウンターにはニレを採用。フラワーアレンジメントが趣味という奥さんのために、ダクトレールにドライフラワーを吊り下げられるようになっている
「誠実な会話をしてくれるという点も決め手になりました。SUDOホームさんは、メリットだけではなくデメリットに対する説明も丁寧なんです。しっかりとコミュニケーションを取りたいと思っていたので、ここなら安心してお願いできると思いました」と振り返るIさんも、SUDOホームへ厚い信頼を寄せています。
リビングと浴室は、無垢フローリングの廊下でつながる
「せっかくならば浴室もこだわりたいと考えハーフユニットを選びました」とIさん。壁は白に、天井は青森のヒバ材を選んだ
この秋で1年を迎えるIさん宅。現在、育児休暇中の奥さんは日中のほとんどの時間を、娘さんと開放感あふれるリビングで過ごしています。「窓から見える景色はもちろん、周囲の視線や、風の通り抜けにも配慮した窓配置なので、快適な暮らしを満喫しています」と話す奥さんは、畑風景を楽しみながら、のびのびと子育てを楽しんでいます。「毎年畑の作物も変わるんです。昨年は小麦だったので辺り一面綺麗な黄色になって。今年は何の畑になるのかなって考えるのも楽しいですよね」と笑顔で窓の向こうを眺めるIさんご一家でした。
2階のフリースペースは現在、娘さんのおもちゃや絵本が置かれている
2階にはご夫妻の寝室、子ども部屋、大容量の納戸がある
構造規模 木造(新在来軸組工法)・2階建て
延床面積 123.73㎡(約37坪)(アプローチ含まず)
工事期間 平成30年6月〜10月(約5ヵ月)
<外部>
屋根/ガルバリウム鋼板、外壁/道南スギ板、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:木製サッシ(トリプルガラス)一部樹脂サッシ(トリプルガラス)
<内部>
床/道産ナラ無垢材、壁/珪藻土入塗壁、天井/珪藻土入クロス
<充填断熱+付加断熱>
基礎/押出法ポリスチレンフォーム100㎜、壁/高性能グラスウール16㎏210㎜、屋根/高性能グラスウール16㎏305㎜
パネルヒーター・床暖房
<断熱性能>UA値:0.33W/㎡K
<気密性能>C値:0.4㎠/㎡
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