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ニセコエリア

片流れ屋根で実現した
豪雪地帯での快適な暮らし

ニセコ町・Fさん宅 家族構成/夫婦50代・40代、子ども1人
  • 約14帖と特大サイズのルーフデッキ。夏の羊蹄山を見ながらのBBQは最高

  • タイル部分は床暖房。長い廊下を生かしたギャラリースペースには娘さんの絵などを飾っている

  • 主寝室の正面、階段下のスペースを使った洗面コーナー。ゲストを含め、みんなに使い勝手のいい動線に

  • あまり壁をつくりたくない、というのもFさんの希望のひとつ。2階は全体が一体感のある空間になっている。照明は主に窓上部に配された間接照明を使用

  • Fさん念願の薪ストーブ。右のハシゴで登るロフトはFさんの仕事用スペースに

  • 見かけよりもずっと収納力のあるキッチン。少し高めにつくってあり長身のFさんが作業するのにちょうどいいそう

  • 白い壁、アイランド型などキッチンには奥さんの希望を反映。右の勝手口は庭の畑に行くときなどに使用している

  • 6枚の大窓には高断熱のトリプルガラスを採用。サッシ部分が見えないよう納まりに配慮した

羊蹄山をドーンと正面に望むFさん宅。道路に向かって下がっている傾斜地の一番奥に家を建て、リビングは2階に据えています。ダイニングからリビングにかけて並ぶ東向きの大きな6枚の窓は、羊蹄山の姿を美しく切り取るだけでなく、冬の採暖にも活躍。太陽が出るとすぐに2階を暖めてくれます。

家が建つニセコ町はスキー場でも知られるとおりの豪雪地帯。Fさんご夫妻は何社かで検討した結果、最終的には雪の多い地域での家づくりに実績のあるSUDOホームにお願いすることにしました。設計担当者が雪対策として採用したプランのひとつが片流れの屋根です。「東向きに屋根を下げることで朝陽の熱を効率よく利用し、雪を落としやすくしました」。屋根から落ちた雪はアプローチ横へ。玄関から道路までの除雪は業者にお願いしているため、アプローチと屋根の除雪は1度の作業で終わります。

実は家づくりに関して、ご夫妻の意見はことごとく合わなかったと奥さんは笑います。折衷案では中途半端になってしまう、と最終的にはFさんの意見を尊重したそう。完成したのは眺めのいいリビングとウッドデッキ、暖炉を備えたFさんの希望どおりの家。

しかし、イギリス出身のFさんは将来的には別の場所で暮らす可能性もあるといいます。その際にきちんと売れる家であってほしい。実はそんなことも考えていました。「階段を上って最初に見える景色がこれだったら、どう?」。自らが希望していた快適な暮らしが将来の財産にもなっています。

Replan北海道vol.127掲載

DATA

建築データ

構造規模 木造(新在来工法)・2階建て
延床面積 136.62㎡(約41坪)(外物置含む)
工事期間 平成27年4月〜8月(約4ヵ月)

主な仕上げ

<外部>
屋根/ガルバリウム鋼板、外壁/ガルバリウム鋼板角波・北海道カラマツ木酢液含浸板、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:木製サッシ・樹脂サッシ
<内部>
床/道産ニレフローリング、壁/珪藻土入塗壁、天井/珪藻土入クロス

断熱仕様

<充填断熱+付加断熱>
基礎/押出法ポリスチレンフォーム(B3)100㎜、壁/高性能グラスウール16㎏210㎜、屋根/高性能グラスウール16㎏305㎜

暖房方式

エコジョーズによるセントラル暖房(温水パネルヒーター・床暖房)

住宅性能

<断熱性能>UA値:0.36W/㎡K
<気密性能>C値:0.41㎠/㎡

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