建築データ
構造規模 木造(新在来軸組工法)・3階建て
延床面積 175.15㎡(約52坪)(ガレージ含む)
工事期間 令和2年1月~6月(約5ヵ月)
Replan北海道vol.130掲載
「決められた間取りに暮らしを合わせるマンションよりも、自分たちのライフスタイルに添った住空間で過ごしたい」と、戸建てを検討しはじめたEさんご一家。足を運んだモデルハウスやオープンハウスは20件にのぼり、気づけば6年以上の歳月が経過していたといいます。「素材の質感からFIX窓のサッシや幅木の納め方など、細部までこだわるようになりました」と、重ねた月日に比例して、Eさんご夫妻の目も肥えていきました。
バイク、スノーボード、スケボー、キャンプ。アウトドア好きのEさんご一家の遊び道具が詰まったガレージ
「扉を開けて、中庭に向かって進むのがドラマチックで好きなんです」と奥さん。玄関土間の通路と中庭の連続感はこの住まいの特徴のひとつ
バーベキューを楽しんだり、プランターを置いたり、楽しみの可能性がたくさん詰まった中庭
そんなご夫妻が、最終的に家づくりのパートナーに選んだのが「何気なく訪れたモデルハウスがあまりにも理想的で感動した」というSUDOホームです。「無垢フローリングや珪藻土の塗り壁など、SUDOホームの標準仕様が私たちがこだわりたかった自然素材だったことや、担当の岸さんの柔らかな人柄とセンスの良さなど、決め手がたくさんありました」。
1階から2階へと連続した窓と吹き抜けが、気持ちいい開放感をもたらす
キッチンからリビングを見る。ハイサイドライト+吹き抜けからの自然光が、リビングをちょうどいい明るさで包み込む
打ち合わせの日が待ち遠しくなるほどに楽しかったというSUDOホームとの家づくり。Eさんご一家の新しい住まいは、歴史あるビルや商業施設が立ち並ぶ札幌都心の一角に建っています。横張りにしたゴールドのガルバリウム鋼板と道南スギのファサードは、奥さん好みの木製窓がアクセント。1階にビルドインガレージ、2階をLDKとした3階建てで、抜けのある東側には中庭を配置し、プライバシーと採光を考えた窓計画+吹き抜けが室内にちょうどいい光を届けてくれます。「都心だけれど明るくて、外の緑も感じられる。家のどこにいても気持ちがいいんですよ」と奥さん。Eさんご一家自慢のわが家は、心地よさがあふれていました。
家族が集うダイニング。ダイニングテーブルはマンション時代から愛用しているもの
広さも十分な作業しやすいキッチン。レトロな雰囲気のある造作の食器棚は奥さんのお気に入り。「指紋がつかないようにガラス扉に指をかける穴が空いているんですよ」
「キッチン、パントリー、洗濯室と抜けられるようにしたいと要望しました。おかげで家事もしやすく快適です」と奥さん
構造規模 木造(新在来軸組工法)・3階建て
延床面積 175.15㎡(約52坪)(ガレージ含む)
工事期間 令和2年1月~6月(約5ヵ月)
<外部>
屋根/ガルバリウム鋼板、外壁/ガルバリウム鋼板 一部道南スギ板張、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:木製サッシ(トリプルガラス) 一部樹脂サッシ(トリプルガラス)
<内部>
床/道産ナラ無垢材、壁/珪藻土入塗壁、天井/環境壁紙
<充填断熱+付加断熱>
基礎/押出法ポリスチレンフォーム100㎜、壁/高性能グラスウール16㎏105㎜+50㎜、屋根/ブローイング300㎜
パネルヒーター・床暖房
<断熱性能>UA値:0.41W/㎡K
<気密性能>C値:0.5㎠/㎡
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