建築データ
構造規模 木造(新在来工法(金属接合))・2階建て
延床面積 144.39㎡(約43坪・外物置含む)
工事期間 平成26年5月〜9月(約5ヵ月)
Replan北海道vol.107掲載
閑静な住宅街の一角で、落ち着いた色合いのシンプルな外観が目を引くMさんご家族の住まい。「3人の子どもをのびのびとした環境で育て、趣味を生かした暮らしがしたい」と考えていたご夫妻が工事を依頼したのは、住宅雑誌を見て気に入り、実際に建てた知人の話でも住み心地の良さが評判のSUDOホームでした。
Mさんが雑誌で見つけて一目惚れした薪ストーブ。ピザや焼きりんごをつくって家族で味わう
玄関からリビングの端まで続く長い土間のある空間
子どもの通学や買い物の利便性などを考えて購入した細長い傾斜地に合わせ、雑誌の写真を参考にしながら自分たちで基本プランを考えたというご夫妻。「家を建てるなら薪ストーブがほしいと思っていたので、玄関からリビングへ長くつながる土間を設けてそこにストーブを置きたいとか、LDKの一角には子どもが心置きなく遊べるプレイルームがほしいとか、2人で相談していたことを基本にプランをつくってもらい理想的な住まいができました」と奥さん。
できるだけモノを増やさずにシンプルに暮らしたいご夫妻。そのこだわりを生かした、すっきりとした空間が実現
スキップフロアになったプレイルーム側には床下収納を設置した
主寝室や個室がある2階は、広い廊下の一部がご主人の書斎や勉強スペースになっている。階段や吹き抜けを通して1階の様子が感じられるつくり
隣家が近い住宅街ですが、高さや大きさを考えて配置された窓によって周囲からの視線を感じずに開放感あふれる室内空間が実現しています。「この家が建ったことでご近所の家がわが家からの視線でストレスを感じないような配置や、カーテンを開けていても安らげて陽射しも入る大きさなど、さまざまなことに配慮して気持ち良く長く暮らせるようにと考えてくれたSUDOホームさんには本当に感謝しています」とMさん。
廊下の一角に子どもたちの勉強スペースを設けたのもご夫妻のこだわりから
長い土間とスキップフロアのプレイルームが隣接したゆとりのあるLDK
今後は庭木を植えたので来年は家庭菜園も始めたいと、ご家族の楽しみがあふれるお住まいです。
道路側からの外観。奥に長く微妙に傾斜した敷地を生かすため、個性的なプランが提案された
構造規模 木造(新在来工法(金属接合))・2階建て
延床面積 144.39㎡(約43坪・外物置含む)
工事期間 平成26年5月〜9月(約5ヵ月)
<外部>
屋根/ガルバリウム鋼板 フラットルーフ、外壁/北海道産スギ板、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:木製サッシ
<内部>
床/ニレ無垢フローリング、壁/珪藻土入塗壁、天井/珪藻土クロス
<充填断熱+付加断熱>
基礎/押出法ポリスチレンフォーム(B3)100㎜、壁/高性能グラスウール16㎏105㎜(充填)+100㎜(付加)、屋根/高性能グラスウール16㎏200㎜+100㎜(付加)
エコジョーズによるセントラルヒーティング(パネルヒーター)
<断熱性能>UA値:0.38W/㎡K
<気密性能>C値:0.42㎠/㎡
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