建築データ
構造規模 木造(新在来工法(金属接合))・平屋建て
延床面積 89.80㎡(約27坪)(外物置含む)
工事期間 平成26年7月〜11月(約4ヵ月)
Replan北海道vol.109掲載
子どもの頃から海が近くにある環境で暮らしていたというHさんご夫妻。自分たちの家を持ちたいと考えたときにも「海が見える場所に家を建てたい」という希望がありました。
北海道産のカラマツ板で仕上げたナチュラルな風合いの住まい
土地探しをしているときに見つけた高台の海を見渡す崖に面した土地は、お互いの職場や大好きな海へもほど近く、イタンキ岬や水平線を見渡す景色の良さに一目惚れして購入を決めました。
ハイサイドライトからの光をLDK側にも取り込めるスケルトンの開口がある玄関ホールは、タイル仕上げの床に床暖を設けて冬も暖か
暗くなりがちな玄関も、西向きのハイサイドライトから光を取り込み明るく開放的に
「家づくりは以前、妻の友人宅を訪れたときに『こんな家があるんだ!』と2人で驚いたほど素敵な家を建てているSUDOホームにしたいと決めていました。土地の購入を決めてすぐに相談しに行きました」
海を眺められることが一番の希望でした。外の景色を楽しみながら2人で過ごす時間が最高ですね」と語るHさんご夫妻
当初は2階建ての家を考えていたHさんご夫妻でしたが、担当者から提案されたLDKの大開口から海を見渡す平屋のプランを見て驚いたそうです。「家は2階建てという固定観念がありましたから、眺望を生かすなら2階にLDKのプランになるのではとイメージしていました。深瀬さんが平屋を提案してくれたおかげで無駄なスペースもなく、LDKから直接庭に出られるし景色の良さも存分に楽しめる住まいになりました」。
収納力に優れすっきりと片づくシンプルなキッチン
壁面収納を充実させて、家具を置かずにすっきりとした空間で過ごしたいという希望を実現
下に収納を設けた小上がりも屋根の傾斜を生かした高い天井で開放的
小上がりやスキップフロアのライブラリーなどで一室大空間のLDKを適度にゾーニングしています。暮らしの中で心地よい距離感を保てる、そんな空間に仕上げたオーシャンビューの住まいです。
スキップフロアになっているライブラリーからも景色が楽しめる
壁の一部をモザイクタイルで仕上げたお洒落なパウダーコーナー
構造規模 木造(新在来工法(金属接合))・平屋建て
延床面積 89.80㎡(約27坪)(外物置含む)
工事期間 平成26年7月〜11月(約4ヵ月)
<外部>
屋根/ガルバリウム鋼板、外壁/道産カラマツ板木酢液含浸、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:木製断熱サッシ 一部樹脂サッシ
<内部>
床/道産ニレ無垢材・タイル、壁/珪藻土入塗壁、天井/珪藻土クロス
<充填断熱+付加断熱>
基礎/押出法ポリスチレンフォーム(B3)100㎜、壁/高性能グラスウール16㎏155㎜、屋根/高性能グラスウール16㎏250㎜
エコジョーズ(都市ガス)によるセントラル暖房(温水パネルヒーター+床暖房)
<断熱性能>UA値:0.31W/㎡K
<気密性能>C値:0.48㎠/㎡
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