建築データ
構造規模 木造(新在来工法)・2階建て
延床面積 94.06㎡(約28坪)
工事期間 平成28年8月〜11月(約4ヵ月)
Replan北海道vol.117掲載
「猫と一緒に快適に暮らせる家がほしい」と家づくりを考え始めたMさんご夫妻。新築の参考にリプランを見て心惹かれたのがSUDOホームの家でした。実際に家を見てみようとオープンハウスにも足を運びました。「ほかのハウスメーカーの家も見ましたが、SUDOホームの家の空気感や肌触りから、自分たちはやっぱり自然素材でつくられた家が好きなんだと再確認できました。窓から射し込む光の入り方や室内への拡散の仕方なども、自分たちが求めていた『くつろげる空間』にぴったりでした」。
ダークな色合いの外壁に、赤い木製ドアが映える玄関ポーチ
吹き抜けに設けられたキャットウォークは猫が安心して過ごせるスペースに
プランニングのポイントは、愛猫と人がさりげなくゾーニングされた空間で、両方がストレスを感じずに安心して暮らせること。そして、自然素材で仕上げた健康的でくつろげる家にすることでした。猫が退屈せずに自由に過ごせるようにしたいという要望は、窓の配置や玄関ホールの一角に設置されたキャットタワーから上がれるキャットウォーク、キャットウォークから高窓へ続くステップなどに生かされています。
外壁を北海道産カラマツで仕上げたナチュラルな佇まい
南に面した大きな窓の前にあるダイニングスペースは、暖かい陽射しの中で景色を楽しみながら、食事ができる明るい空間に。キッチンと水まわりは回遊動線で結び、朝も渋滞なく家事や支度ができてとても便利だそうです。階段を上りきると、主寝室と子ども部屋がスキップフロアで左右にゾーニングされた多層空間の住まいにすることで、コンパクトながらも開放感のある空間となっています。
正面の食品庫のドアの手前は、左はユーティリティ、右はキッチンへつながる。階段下には猫の食事スペースを確保
2階は左右に主寝室と子ども部屋が設けられている
タペストリーを可動できるよう設置して、インテリアがカーテンも兼ねる新たな提案
新居の完成とともに、Mさん宅には新しい家族が誕生しました。自然素材のぬくもりに満ちた家で、お子さんも健やかに育っていくことでしょう。
階段下を通路にしてキッチンからユーティリティを経て浴室などウォーターゾーンへ続く動線を確保
陽光が壁に拡散してやわらかな明るさが広がるリビング・ダイニング
構造規模 木造(新在来工法)・2階建て
延床面積 94.06㎡(約28坪)
工事期間 平成28年8月〜11月(約4ヵ月)
屋根/ガルバリウム鋼板、外壁/北海道産カラマツ木酢液含浸板、建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:木製断熱サッシ・樹脂断熱サッシ
<内部>
床/北海道産ナラフローリング、壁/珪藻土入塗壁、天井/珪藻土入クロス
<充填断熱+付加断熱>
基礎/押出法ポリスチレンフォーム(B3)100㎜、壁/高性能グラスウール16㎏210㎜、屋根/高性能グラスウール16㎏305㎜
エコジョーズによるセントラル暖房(温水パネルヒーター・床暖房)
<断熱性能>UA値:0.30W/㎡K
<気密性能>C値:0.30㎠/㎡
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