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札幌支店

宮の森モデルハウス

最終更新日:2020.06.06
2020.06.06

立つ鳥後を濁さず。
最後は多くを語らずに・・・最終回です。

いよいよ残す工事もあと僅かです。
設備機器の取付が終わり、養生ベニヤを剥がしました。
このタイミングでフローリングの上を靴下で歩くと、美装屋さんから語気強めにこう言われます。

「靴下だとあちこち汚れ引っ張るから、スリッパ履いて下さい。」

久しぶりに棟梁の登場です。無垢材の段板が届いたので取付に来てもらいました。
一枚板ではなく、あえて2枚の板をくっつけることにしました。

それも何種類かの板幅を用意して、1段1段ジョイントの位置を変えるという遊び心です。
ジョイント部分は雇い実にしています。これで強度もバッチリです。

タイル廻りや設備機器廻りにコーキングを充填していきます。

ちなみに、設備機器を取り付ける為には要所要所にクリアランス所謂、隙間を設けます。
それはタイルの厚みとかを考慮して隙間の大きさを決めます。
大きいほど設備機器が入るとか入らないとかでヒヤヒヤせずに済むので
現場としては隙間が大きい方が安心なのですが、
広く隙間を取り過ぎるとコーキングが太くなってしまいかっこ悪く見えてしまいます。
なのでクリアランスをどれくらいにするかというは、仕上げに影響するところなので結構重要なのです。

こんな感じでコーキングを充填していきます。

フラットバーの手摺が取付きました。
鉄製の手摺なので重量もそこそこあります。
だからでしょうか職人さんの体格も良いです。
これから美装をしてほぼ全ての工程が完了です。

以前から気になっていた、ステンレスシンクの付属のホースをステンレスに替えにきてくれました。
こんな感じで美装の後は現場担当者や設計者がチェックをして気になるところを直していきます。

さて、場所が変わってこちらは内装屋さんの作業場です。
カウンターとして使います。モールテックスと呼ばれる左官材です。

こんな感じで、SUDOの標準仕様をベースに随所に新たな試みを組み合わせたモデルハウスとなっております。
それでは最後はプロに撮っていただいた写真のリンクを貼り付けたところでお別れとなります。

お付き合いありがとうございましたー!

https://sudo-con.co.jp/modelhouse/sun-gaku%e3%80%80/

 

2020.06.05

「パンチが止まって見える」「ボールが止まって見える」
彼の有名なプロボクサーやプロ野球選手がそう言っていました。
極限まで集中力が高まった時にゾーンと呼ばれる領域に侵入し
時間がゆっくり流れ刹那に様々な思考を巡らすことができる、そうです。
その所謂「ゾーン」と呼ばれる領域に、先日私も到達しました。

色々考え事をしながらお風呂に入っていました。
私は身体を洗う時は頭から下に向かって順に洗っていくので、シャンプーとかも左から順に並べています。
その日は、たまたまボディーソープが一番左側にありました。
妻がお風呂掃除で移動した後に順番が入れ替わっているのはこれまでにもよくある事でした。
順番を気にするのは私だけですので、「元の順に戻してくれよなぁ」っと思いながら、
それぞれの位置に並び替えているのですが、その日は考え事をしていたので順番が入れ替わっていることに気が付きませんでした。

そしていつものように最初に一番左側の容器をポンプして、両手が顔の前を通り越し頭の上に差し掛かるその刹那「ゾーン」に到達しました・・・

「あれ、この容器はボディーソープだ・・・。」

ボディーソープで頭を洗った後のゴワゴワ感は過去にも経験しているのでその記憶までもが蘇ってきます。
これはまずい。ダメだ、両手が止まらない・・・。頭で分かっていても身体は反応しません。
私の両手は何も考えずいつも通りにシャンプーと認識して、そしていつも通り頭に向かっているだけです。
まもなくその両手のボディーソープは髪の毛にべっとりついてしまいました。

皆さんも、ゾーンと呼ばれる領域に到達したことがありますか?

製作建具を取り付けしています。
1ヶ所ずつ、細かく建て付けを調整していきます。

建て付けの調整をすると、こんな感じで隙間が一律になります。
下足収納と断熱郵便戸が一体になったデザインです。
シャープに見せたかったので見付を小さくしてみました。

黒いガラスの扉を・・・

大工さんが造作した収納に取り付けていきます。
丁番の材質がステンレスしかなかったので、仕上塗装の時に塗装屋さんに黒く塗ってもらう事にしましょう。

設備機器が現場に届きました。
便器・洗面台・水栓・たくさん届いています。

洗面化粧台を取り付けする前に排水位置の出して床に穴をあけています。
もちろん、床の大引に干渉しない位置を確認して穴をあけていますよ。

ステンレスシンクの手洗いコーナーです。
排水金具とセットの商品でしたが、ステンレスシンクに対して塩ビの配管が・・・
という感じでしたのでステンレスの排水金具に交換する事にしました。

エコジョーズを取り付けしています。
暖房器と給湯器がこれ一台でまかなえると思うと省スペースに納まっていますよね。

2020.06.04

あれ?こんなはずじゃなかったのに。。。
誰しもこんな経験はあるハズです。

例えば誕生日を迎える奥さんを喜ばせようと、事前にプレゼントを隠していたのに
誕生日前にプレゼントの在処を発見されてしまったとき。
はたまた、子供にオモチャを買って帰ったのに思ったよりリアクションが薄かった時など。

もちろん私にもそんな経験はあります。

モデルハウス公開前にどんぴしゃで間に合うように工事進捗をお伝えするつもりが
前書きに力を入れすぎたせいで、工事進捗の枚数が少なくなっているのに気が付かず
予定よりも大幅に遅れていたとき。

こんなハズじゃなかったのに。。

という事でちょっとピッチを上げて更新させていただく事にします。
ちょっとと言うより、かなり上げていきます。

床暖配管の上に保護モルタルを敷き詰めます。
モルタルが壁に飛び散らないように、まずはあちこち養生していきます。

モルタルを敷き詰めた後はタイル屋さんが割り付けに合わせて貼っていきます。
意外に、タイル自体に捻れや歪みがあったりする物が多いので、
1枚1枚それらを調整しながら貼るのは結構大変な作業です。

設備屋さんがレンジフードの配管の接続をしています。
勾配天井なので作業スペースが狭く、配管の接続に難儀していましたが無事に接続できました。

塗壁の下塗りが乾燥したところで仕上げ塗りです。
モデルハウスという事で、複数の塗りパターンで仕上げていきます。

扇・横引・櫛引・コテむら少なめ・・・
皆さんのお好みはどれでしょうか。
ちなみに今回は、珪藻土と土壁の2種類の塗壁を採用しています。

塗ったばかりで乾いていないのでグレーっぽいところはありますが、
これからどんどん真っ白になっていきます。

数日前に塗ったところはこんな感じです。
乾くとこんな感じに真っ白です。

 

 

2020.06.01

減量が順調に進んでいます。
摂取カロリーを気にしながらタンパク質量だけはしっかり確保して
筋肉を落とさないように注意を払っています。

炭水化物を入れるのは、トレーニング前にゼリー状の栄養補助食品を一本飲む程度で
その他の主な食事は、お肉・納豆・サバの味噌煮・・・おおよそこんな感じです。

脂肪が落ちる事で筋繊維が出てくることをカットが出ると言います。
体脂肪が落ちてきたことで、私の身体にもカットが出てきました。
また、ウエストが細くなってきたので肩と背中の広がりがでて、
男の憧れの象徴とも言える逆三角形の身体に近付いてきました。

こうなると奥さんにも自慢したくなります。

「ねぇねぇちょっと見て。良い体になってきたでしょ。」
そう言って、三角筋と広背筋の広がりを出すラットスプレッドのポーチングをすると

「気持ち悪いから、もう筋トレやめな。」

僕の努力はそんな一言で一蹴されます。
でもいいんです。所詮筋トレなんて自己満足ですから。

仕上げ工事の1番手は塗装屋さんです。
刷毛とコテ刷毛を併用しながら仕上げていきます。

続いてクロス屋さんです。
ブラシでクロスのシワを伸ばしつつ・・・

定規とカッターを併用して、巧みにクロスを貼っていきます。
ビニールクロスと違って、珪藻土クロスは紙のクロスなのでより高度な技術が必要になります。

タイル貼り部分の床に床暖房の配管を敷き詰めました。
これで冬でもぽっかぽかです。

タイル屋さんがキッチン廻りに貼るタイルの割り付けを確認しています。
ここからタイルを貼り始めると、こっちにこれくらいの切り物が入って
あっちにはあれくらいの切り物が入って・・・。
予定通りここから貼りましょう。という感じです。

同時に塗り壁の下地処理をしています。
石膏ボードの継ぎ目を埋める作業です。
石膏ボードの黄色っぽい色が、あっと言う間に真っ白です。

 

2020.05.27

だらけてしまいがちな自粛生活で、自分を律する為に減量を始めていました。
かれこれ1ヶ月程経ちますが、9kgの減量に成功しています。
ローカーボ・ローファット・アンダーカロリー・ケトジェニック etc・・・
色んなダイエット方法はありますが、ケトジェニックが私的にはストレスが少なくて良い気がします。
所謂、糖質を抑えてカロリーを脂質とタンパク質から摂取するという方法です。

この1ヶ月くらい毎日体重計に乗っては体重を管理しています。
先日、1日5回くらい体重計に乗っている私に、

「あんた、それ私への当てつけか?」

なんだか最近、妻が不機嫌です。。

フローリングを張り終え収納等の造作がスタートしました。
まずは、期待の新人Sがえ君がクローゼットのステンパイプの取り付けをしています。

こちらではキッチン背面の家電食器収納を造作しています。

棟梁力作の収納が完成しました。

「ほら、これスゴイでしょー」っとある部分を指を差しています。

窓の右側にある3段の固定棚を指していました。

受け材も無く、ましてや耐力壁なのでボードを切り欠いて壁の中に差し込むようなこともしていません。
ビスで固定した形跡もありません。
どうやって固定したのか・・・。最後まで教えてくれませんでした。
魔法のような固定棚です。プロマジシャンのセロもびっくりする事でしょう。

箱を組んでいます。
これをいくつも組み合わせて・・・

こんな感じになりました。

最後にキッチンカウンターを造作して、大工さんの造作が完了しました。

キッチン屋さんがキッチンの取付をしています。
TOKIOのリーダーのような白ハチマキ姿で気合い十分です。

 

 

 

2020.05.25

外出自粛中なのでどこにも行けませんねぇ。
筋トレか麻雀しか趣味が無い僕は、家に居ても暇で暇で仕方がありません。
映画鑑賞だったり絵を描いたりするのが趣味な方は家に居ても何かと満喫できそうですが
途中で飽きちゃうので映画を観ることはほとんどありません。
昔、奥さんと映画を観に行ったことがありますが開始10分くらいで寝てしまうくらいです。

でもあまりに暇だったので、ウチの子がドラえもんの映画を観ていたので僕も一緒に観ていました。
『STAND BY ME』というタイトルでした。

ドラえもんが未来からやってくるところから、ドラえもんとの別れまでのストーリーです。
映画のクライマックスはドラえもんとの別れの前日、のび太くんが寂しさを押し殺してドラえもんが安心して未来に帰れるように
ジャイアンに何度も何度も立ち向かっていく最後のシーン。
子供の前なので涙をこらえましたが、1人で観ていたら号泣ですね。

映画鑑賞も良いもんだなと思った瞬間でした。

 

いよいよ工事も大詰めです。
天井の石膏ボードを張り終えると・・・

無垢のフローリングを張り始めます。

2階はスキップフロアになっているので、手分けして張っています。

1階も同時に進めていきます。

・・・フローリング張る時ってみんな正座になるものなんですね。

フローリングを張り終えると、次の作業です。
2階のサンルームの天井と壁はラワン合板を貼っていきます。
合板の目地割りを現場で微調整しています。

天井はこんな感じです。
これからどのように仕上がってくるのか。

棟梁が階段のささら桁の加工をしています。
今回の階段はいつもとちょっと違ったデザインです。

どんな階段になるのか楽しみですね。

2020.05.15

もし自信をなくして くじけそうになったら
いいことだけ いいことだけ 思い出せ
そうさ空と海を越えて風のように走れ
夢と愛をつれて 地球をひとっ飛び

子供の頃は気が付かなかったけど凄く良い歌だなぁ・・・。

皆さん知っています?
これ、アンパンマンたいそうって曲なんです。

 

早速、届いた木枠を取り付けします。

窓の下台も取り付けしました。

引き続き石膏ボードもバシバシ張っていきます。

窓部分は窓を覆うように石膏ボードを張ってしまい、
後で覆った部分を切り落とします。

窓の四つ角部分に石膏ボードのジョイントを設けないように張ります。
こうすることでクロスや塗り壁材がひび割れしにくくなります。

24時間換気の本体です。
4本みえる配管の内、細い3本はトイレやお風呂等あちこちの室内空気を吸い込んで
1本の太い配管からまとめて屋外に排出します。

ついに石膏ボードが張り終わりました。

それにしても大きな窓ですね。
ここからどんな景色が見られるのか楽しみですね。

2020.05.08

・・・暇だなぁ。ゴールデンウィークなのにどこにも行けないからなぁ。
あまりに暇なので、近くの電気屋さんで任天堂スイッチのマリオテニスエースを買いに行きました。
テニスゲームは昔から得意で、ネット対戦もできるようです。
よし!全国の猛者達に一泡吹かせてやろう。
そう意気込んでゲームに明け暮れ、操作に慣れてきたところでいよいよネット対戦。

・・・あれ?全然マッチングしない。
あっ。発売してから2年も経つのね。。。

どなたか対戦相手になってくれませんか?

結局、暇を持て余したゴールデンウィークとなりました。

それでは11回目スタートです。

樹脂サッシ廻りの気密処理の方法です。
先張り気密シートとサッシの取り合い部分をコーキングで隙間を埋めます。

木製サッシの気密処理方法も同様です。

天井の断熱はブローイングです。
透明のネットを張り、隙間無くびっしり吹き込んできます。

 

ちなみに、吹き込んでいる断熱材はグラスウールです。
熱伝導率が0.036(W/m・K)なので高性能です。

壁・天井の断熱材が完了しました。

ユニットバスを設置しています。
家の中で一番最初に完成する部屋です。

え?寒くないんですか?
そんな声が聞こえてきそうです。
しつこいようですが、高性能サッシなのでこんなに大きな窓がお風呂についていても寒くありません。

去年入社したSがえ君が壁の石膏ボードを張っています。

Mやぐち棟梁が丹精込めて加工した木枠材が運ばれてきました。

そしてMやぐち棟梁が加工しやすいよう、僕も丹精込めて木枠図や木取図を作成していたのです。
最後に自分の手柄を持ってくあたり性格の悪さが出ていますね。

 

2020.04.21

「日日是好日」= 毎日が好い(良い)日 という意味です。
いやいや、毎日良い日が続くわけないだろう。そんな声があちこちから聞こえてきそうです。

例えば僕たち住宅会社がオーナー様のお家を建てる時、
雨が続いてしまうとコンクリートの打設であったり大工さんの建込み等が遅れてしまい工事に支障が出る事があります。
なので、できれば毎日晴れていてほしいと思うのが本音です。それに晴れの日は気持ちがルンルンになりますからね。
旅行出発の日に雨が降っていると、なんで雨降るんだよー。と、気分も滅入っちゃうでしょう。

ただ、雨が降る事によって喜ぶ方もたくさんいらっしゃると思います。
それは農家さんであったり・・・また、水不足に悩む事もなくなるでしょう。
風が吹けば桶屋が儲かる。晴れは晴れで喜ぶ人たちがいて雨は雨で喜ぶ人たちがいます。
どんな天候でも意味のある事なのです。

新入社員の頃は右も左も分からず、向いていないのかなぁ・・
当時はそう思っていた僕でも少しずつ仕事を覚えていくと、SUDOホームに入って良かったと思えるくらいの
やりがいや達成感を感じる毎日となりました。

そんな過去があったからこそ今があります。

つまりは今の状況がどんな状況だろうと、自分の人生に意味のあることなのです。
毎日を精一杯頑張ることで、その積み重ねがあなたの毎日を好日にしてくれるのです。

それこそが「日日是好日」なのではないかと思っています。

・・・僕がつくったこの壺、5万円で販売しますよ。


設備屋さんが給気口のスリーブを入れています。
窓の高さに合わせて付けてもらいます。しっかり寸法を確認しながら位置をだしていますね。


窓が現場に届きました。
とても大きい窓なので皆で協力しながら持ち上げます。

筋トレしてるからという理由で、僕も持たされることが多々あります。
でも本当はトレーニングに支障が出るから、普段の生活では筋肉を使いたくないのですが・・・。


2つの窓をくっつけて取り付けします。
高さが右と左で揃うように微調整をしています。


ちょっと下がりすぎたので、今度は少し上げます。
1mm程度のことなのですが、それすら許せません。
意識の高い大工さんです。それがSUDOの大工さんなのです。


こんな感じで家中の窓を付けていきました。


窓を取り付けしたら、今度は断熱材を充填していきます。
隙間が無いようにびっしり充填していきます。隙間があると断熱性能が落ちてしまいます。
そういったことを理解しながら大工さんが丁寧に充填しているので、どの現場を見ても隙間なく充填されています。

意識の高い大工さん、それがSUDOの大工さんなのです。
大事なことなので2回お伝えしました。

2020.04.10

はぁ~。もう一度あの頃に戻りたい。

こう思うのは、おそらく大人あるあるだと思います。
オレは前しか向かないぜっていう方もいらっしゃるでしょうが。

お子さんがいらっしゃる方は、子供の成長と自身の過去を照らし合わせて
オレがあの頃はこうだったなぁ、そう思い出に浸る場面がきっとあるでしょう。
そのタイミングは、学校の運動会や学芸会だったり、はたまた子供を見送るその背中を見て
ふと思い出すのかもしれません。

この時期は入学・進級、社会人1年生は入社の時期です。
入社した時のドキドキは10年以上経った今でも、かすかに憶えているものです。

アメリカをはじめ、9月に入学する国が多いようですが
それでも日本は入学・入社時期と言えば4月です。

寒くて暗いそんな長い冬を経て、少しずつ頬に当たる陽射しの色が違うことに気がつきます。
新生活をスタートするには丁度良い時期なのかもしれません。
馴れない環境でのスタートは色々大変だと思います。
そんな時は外の空気を吸いましょう。
背中を押してくれる気がしませんか?

新しい生活と共に、現場進捗9回目のスタートです。


毎度お馴染み先張りシートです。
柱と梁の交点にはシートを張ります。
後々重要になってきます。

屋根の取り合いや、ピロティ部分(2階にある部屋の直下が屋外となる部分)
の先張りは複雑ですが、先張りするポイントを抑えておけばなんてことはありません。
SUDOの大工は、それだけ熟練されています。

設計図を基に、柱と梁の接合部に必要な強度を確認しています。
僕が手描きで数値を記載しています。
もっとカッコイイ字やカッコイイ数字を書いてみたいものです。


カタログを見ながらここはこの金物。と選定します。

柱脚金物にビス留めホールダウンを使用します。

各所に金物を付けたら、壁の構造用合板を張っていきます。
モイスという壁の構造用合板を張ります。
モイスを張る時は、必ずと言って良いほど大工さんから言われます。

『モイス、おもいっす。』

2020.03.30

大人になるとなかなか成功体験や自身の成長を感じる機会が少なくなる気がします。

今日はここまでの業務を終わらせよう。
それが毎日の小さな成功の積み重ねとなりそれの繰り返しが大きな成功へと繋がり
一連の業務を遂行し終え、それまでの期間を振り返った時に初めて自身の成長を感じるように思います。
ですが、そんな日々を10年以上も続けていくとそれまでは成功や成長と感じていた事でもそれが日常となり
そして自身を振り返ることもしなくなっていきます。

子供の頃は国語・算数・理科・社会。学校で色々な教科を学びます。
自転車に乗る事を覚え、行動範囲が広がる事でさらに色々な体験をしていきます。
毎日が成長の日々です。

ですが今の私はそれらをする事も無ければ、
新しい刺激を求めるようなアクティブな行動を取るタイプではないので
仕事以外で成長を感じる機会はありません。
いえ・・ありません、でした。

こんな自分にも成長を感じさせてくれるものがありました。
それが筋トレです。

トレーニングで筋繊維を破壊し、休養中に破壊された筋繊維が修復されます。
トレーニングで破壊された筋繊維は修復される時に以前より太い筋繊維となる事で筋肉が成長していきます。
そうです。筋トレ中に筋肉が成長するのではなく、休養中に筋繊維が成長していくのです。

筋繊維が回復するまでのおおよその時間の目安は
僧帽筋や大胸筋はトレーニング後48時間程度、大腿四頭筋やハムストリング等の脚の筋肉は72時間程度と言われています。

トレーニング後2日から3日は筋肉が成長し続けているのです。
つまり、トレーニング後2日から3日間は何もしなくても成長し続けているのです!
なので2・3日に1回程度筋トレをする事で365日成長できます。

どうですか。
毎日成長を感じられる刺激的な毎日でしょう。
筋トレしたくなってきたでしょう。腕立て伏せしたくなってきたでしょう。スクワットしたくなってきたでしょう。

それでは8回目スタートです。


土台と基礎断熱の間は熱橋にならないように発泡ウレタンで断熱します。
モコモコにふくれあがってくるので、硬化した後ははみ出た部分をカットします。


レッカー作業で建て込みします。
天候が良い内に、なるはやで建て込みします。


手際の良い作業で2階の床合板を敷き並べました。


間髪を入れず壁の構造用合板を取り込みます。
雪が積もっていたりであまり作業スペースが無いので、そんな時は家の中に取り込んじゃいます。


1日でこんなに組み上がりました。

どうやら三角屋根のおうちのようですね。

え?もう終わりかって?
はっし~君が現場からの時は入ったばかりで、まとめる力が無かったので長々書いていましたが
やはり10年以上経つと簡潔にまとめる力がつきました。これも1つの成長ですね。

それでは9回目に続きます。

2020.03.23

『お茶買ってきて。君も好きな飲み物買って良いよ』
そう言われ、コンビニでお茶を買おうとした時、

『お茶ってたくさん種類あるやん。』そう気が付きます。

僕が爽健美茶派だからと言って、その人も爽健美茶派とは限らないし
何種類もあるお茶からその上司好みのお茶を都合良く選べる気もしないし、
かと言って電話して確認するほどの事でもないだろうし。

なので僕は、デカビタCを飲みたい気持ちを抑え2種類のお茶を買います。
その人好みのお茶を選ぶ確率が2倍になるからです。

僕の事を知っている人からしたら意外に思うかもしれませんが
僕はそういう人間です。

それでは7回目スタートです。

 


えむやぐち棟梁班とえむやぐち(長男)棟梁の2班体制です。
まずは墨出しから。


アンカーセットしているので基礎の真ん中にしっかりとアンカーボルトが設置されています。
アンカーボルトの位置を土台に写して穴をあけます。


こんな感じで土台を敷いていきます。
土台の下にはオレンジ色の先張りシートも敷いていきます。

大引きの下には鋼製束を立てます。

雪が少なくて良いねぇ。なんて言っていたのに
大工さんが来た途端大雪です。


大引きをかけたら、床合板を敷きます。

プレカットで柱まわりの欠き込みもしているのであっという間に敷き並べていきます。

ちなみに、床合板のビスは仮留めにしています。
建て込みが落ち着いたら、床下の雪を掻き出してヒータや除湿機を入れる為です。

天候の他にも、敷地の高低差・狭小地・住宅密集地 etc。
設計だけでは無く工事においても色々な状況に臨機応変に対応しながら家を建てていきます。

2020.03.16

SUDOの家は全館暖房が標準仕様です。
ボイラーで暖めたお湯を各部屋のパネルヒーターに送り届け、
パネルが暖りその輻射熱で暖を取ります。

暖かい空気は水分をたくさん保持できるのですが、
空気中の水分量が変わらずに温度だけを上げると、結果的に相対湿度は下がることになります。
なので冬は乾燥するなぁ、となるわけです。
木材は乾燥するほど強度が大きくなるので建物が強くなるというメリットもあるのですが
風邪もひきやすくなったり、お肌の大敵だったりで敬遠されがちです。
なので適度に加湿することも大事です。

私の場合、車移動中は暖房の為にエアコンを使い、会社でもエアコンをフル稼働しているので
ほとんどの時間を乾燥した中で生活しています。手がカサカサです。
ゴキブリもびっくりするくらいカサカサです。あ、それは違うか。
とにかく、さかむけがひどいのなんの。つねにヒリヒリします。
辛さ10倍のCoCo壱○屋の豚しゃぶカレーを食べた時の舌先くらいヒリヒリです。あ、これも違うか。
何かしら作業する度に痛みが伴い治りかけたと思ったら何処かしらに引っ掻いてしまうという繰り返し。

そんな苦痛な毎日を過ごしていたある日気付いてしまいました。
薬局があるやん。

するとまさに、探していた物が。
真っ暗闇の中の一筋の光のような、砂漠の中のオアシスのような
そんな希望と勇気をもたらすような薬がありました。

その名も
『サカムケアa』

液体絆創膏です。とっても良い商品ですので一度お試しあれ。
あれ?何の話をしていましたっけ?

 


設備の埋設配管をしました。
配管の中に水が溜まらないように、
水勾配を設ける為にブロックなどを利用して固定しています。


おや?唐傘おばけのような機械があります。ランマーという機械です。
上下に振動することで敷き詰めた砕石を締め固めてくれます。
どんな物でもペチャンコにしてしまうんじゃないかと思うくらいの力で締め固めてくれます。

2月16日の土工事の時に書いたことを転用するんじゃないよ。と聞こえたような聞こえないような。


土の湿気が室内に流入しないようポリフィルムで押さえます。


現場にいかだが届きました。
あ、よく見るとワイヤーメッシュでした。
これを敷き並べた後にコンクリートを打設して基礎工事が完了です。


こんな感じで基礎が完了しました。
次回はいよいよ大工さんの登場です。

 

2020.03.09

人の悪いところを見るのではなく、人の良いところを見るようにしましょう。

ホントそうだと思います。よく分かります。
だから僕は、良いところを見るように心がけています。
たとえそれが人以外であっても。

子供と一緒にソリ滑りで遊んだことも、公園でかまくらを作ったのも良い思い出です。
スキーやスノボーなどのウインタースポーツを楽しむ事ができるのも雪のおかげです。

それに木の枝に積もった雪を見ると風情があって良いですよね。
春は桜、秋の紅葉、冬は雪景色。四季折々の風景を楽しめるのは雪国ならではですからね。
あの有名な歌の津軽海峡冬景色も、冬だから何とも言えない物侘びしさのある歌になっているでしょうし。(と勝手に思っていますが)

大雪山の雪でつくられたミネラルウォーターもあります。
人の体は60%水でできていると言われていますので、私たちを支えてくれる一面もあるのです。

でも、朝カーテンを開けて車にこんもり雪が積もっていたら
ガンバレルーヤもびっくりするくらいの『クソが!』が飛び出してしまいます。
そして、雪が降らなければ良いのになぁと思ってしまいます。
良い思い出が吹き飛んでしまう一瞬です。

結果、雪に対しては悪いところばかり目を向けてしまう、そんなはっし~君がお届けしています。

それでは、5回目スタートです。

 


型枠・鉄筋がばっりぐーでしたのでコンクリートを打設します。
こんな感じで打設します。
打設完了したのが次の写真。


ぶれぶれやないかい。


こんな感じです。
天端もぴかぴかです。


ヒーターを運転するとこんな温度になります。
3日間暖め続けます。


するとこんな感じでしっかりした強度のある基礎が出来上がります。
見た目もキレイです。


外側はこんな感じです。
スタイロフォームで包まれた断熱性能の高い基礎断熱の完成です。

それでは次回へ続きます。

2020.02.29

今日は4年に1度のうるう年ですね。

うるう年は1年が365日ではなく366日となりますので、
『やったぁ~1日得したなぁ!』と感じる人もいるかもしれませんし
『うわぁ。なんで1日長いんだよ~』っと、損をした気分になる人もいるかもしれませんね。
はたまた、何も感じずに2月29日を過ごす人もいるかもしれませんね。

・・・。

毎回、近況報告やら何かしらの挨拶があって進捗スタートしているのですが
早くもネタ切れ感が出てしまいました。

それでは4回目スタートです。


じ~っ。っと図面とにらめっこ。
間違えが無いようにと、しっかり図面を確認しています。


こんなに背の高い基礎になります。
身長よりも高い基礎です。


型枠の組み立てが完了しました。
テントを架けているので、どんなに雪が降ろうと順調に工事が進んでいきます。


先端に鉄板が入っているコレは、あらゆる外敵から足先を守ってくれます。
さらにはこのデザイン。黒をベースにして、ポイントに赤を入れているところがミソです。
いいねと思った方はぜひ釧路発祥のホームセンターに脚を運んでみて下さい。
あ、スミマセン。安全靴の話をしてしまいました。

コーナー部分の鉄筋も、しっかり定着・被り厚さを確保しています。


被り厚さの確認と・・・


コーナー部分の鉄筋の定着長さを確認しています。
アンカーボルトもしっかりとセット完了です。


時折撮った写真を見返すとこんな写真が紛れています。

たぶん、夜景がキレイだなぁとか思って写真を撮ったのでしょうが
とんでもなく写真が下手ですね。

ただ、よくよく見ると
木と電柱越しに夜景を撮るあたり、ある意味センスを感じますね。

それでは次回に続きます。

 

2020.02.21

札幌雪祭りの前は雪不足と言われていましたが、
雪祭り期間中から2月中旬にかけて、ものすんごい雪が降りましたね。
今は例年通りの積雪量に追いついたそうです。

過去の統計通りで落ち着くものですね。

それでは3回目スタートです。


テントを架けた後は鉄筋屋さんの登場です。
転圧された砕石の上に鉄筋を組んでいきます。

コンクリート製のブロックを使ってしっかり砕石と鉄筋の被り厚さを確保しています。


基礎配筋が組み上がりました。
横筋に付いている丸い物は、先程同様被り厚さを確保する為の物です。


組み上がった配筋を写真で記録します。
D13の鉄筋には青い磁石、D10の鉄筋には赤い磁石を付けています。
写真を撮ったらいよいよベースコンクリートの打設です。


っとその前に。冬期間の工事は欠かせない工程です。
コンクリートを打設する前にヒーターを設置。
コンクリートが凍ってしまわないようにテントの中を暖めます。


どうですか。夜中でもこの温度。


運転中はこんな感じに透明なダクトで隅々まで温風を行き届かせます。


どうですか。朝方でもこの温度。
このように温度管理をして基礎を作り上げます。

それでは次回へ続きます。

2020.02.16

皆様ご無沙汰しております。
長い土間のあるいえの5回目以来なので半年ぶりですね。
6回目の更新でHくんにバントを繋いで、やる気満々のHくんがそのままゴールテープを切ってしまったので
あれからはっし~くんの肉体改造はどうなったのか、未だジムには通い続けているのか・・。
おそらく皆様気になっている事でしょう。

安心して下さい。通っていますよ。
ほんとはここから筋肉トークに花を咲かせたいところですが、
また始まったよ・・。っと、うんざりした声が社内から聞こえてきそうなので不本意ながらこの辺りで切り上げましょう。

それでは早速現場の方へ。


こんな感じで木を組み合わせて、遣り方をだしました。
地面と平行に取り付けた木の上端が、できあがりの基礎の高さになります。
傾斜地なので、奥の方の基礎は高基礎での計画です。
これが一番最初に現場で行う作業です。


敷地の低い方から見るとこんな感じです。


いざ掘削。


毎度お馴染み、基礎屋さんの梅ちゃんが掘りすぎないように高さを確認します。
右端に、唐傘おばけのような機械があります。ランマーという機械です。
上下に振動することで敷き詰めた砕石を締め固めてくれます。
どんな物でもペチャンコにしてしまうんじゃないかと思うくらいの力で締め固めてくれます。


掘削が完了するとテントを架けます。
コンクリートは寒さに弱いのでテントを架けて寒さ対策です。


外から見るとこんな感じです。
シート同士に隙間ができないようヒモで結束しています。
一本ずつ手で結んでいきますので結構大変な作業です。

ヒモ縛るの疲れたなぁ。いや~腰がいたいなぁ。
写真のから梅ちゃんの声が聞こえてきそうな感じですが、テントを架けたのは梅ちゃんではなく足場屋さんです。
ありがとうございます。足場屋さん。

それでは次回に続きます。

2020.01.31

皆様、ご無沙汰しておりました!Kです。
あっという間に1月が終わってしまいますね。。
今年は雪が少ないせいか、もう冬が終わった~。って勘違いしてしまいます。
来週からは雪まつりなのに・・・

では早速本題です。
気にしてくれていた方、大変お待たせ致しました!!
札幌の次期モデルハウスをご紹介していきたいと思います!

前回のモデルハウスを建てたのが5年前。
その頃から土地を探し続け、ようやく出会った自然豊かで眺望が良い宮の森の土地。
敷地が奥に向かって少し傾斜はしてますが、周囲の環境も良く即決しました!

ここに計画する家の特徴は
四季を通じ、『外』とつながる暮らしの提案
・街の眺望と自然を眺める心地よい暮らし
・外と内の中間、サンルームで年中楽しむ暮らし
・2階LDK、屋根なり天井で開放感ある暮らし
・カーポートをインセットした冬も安心の暮らし
・三角屋根と外壁道産杉板張りで風景に溶け込む家

まだまだ特徴はありますが、今後少~しずつお伝えしていきたいと思います!

 


道路から東側を望む。
分かりにくいですが、奥に向かって1.5m程下がっているんです、、そしてさらに土留め下で1m
いつもは傾斜に倣って計画する事が多いのですが、この敷地は奥に札幌市内があり、できるだけ高い位置からの景色が良いと判断!


向かい側には住宅が並んでますが、少し横を覗くと山の緑もあります。
ちなみにこの地域は風致地区(緑豊かな土地環境を保全するために定められた地区)である為、道路から3m離して建てなければなりません、、ですので山の緑は少し望む程度かと。。。


前面道路の冬の状況。8m道路なのですが、雪が降ればこんな感じに。( ̄ー ̄;
冬の状況を把握しておくのも設計するうえで重要な事ですね!
除雪、雪の堆積場、カースペースなど・・


2階と同じ高さになるであろう場所から写真を撮ると。。
(⊂●⊃_⊂●⊃) この高さです!!


そして自然を見る方向、Viewの方向をしっかり把握します。


内部空間イメージ1
眺望を楽しむ窓


内部の空間イメージ2
外だけではなく、内部空間も豊かに、楽しく、心地よい暮らしができるよう検討します。
この無造作に開いた四角は何を意味するのか・・・?
これは完成するまでのお楽しみ。。

さあ、いよいよ工事が始まりました!
これからは『はっし~君』がお届けしていきますのでお付き合い、よろしくお願いいたします!!

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