LIVE REPORT 見せます建築現場
長い土間のあるいえ
- 2019.11.15
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こんにちは!Hです!
札幌では真冬並みの寒気が入り、強い冬型の気圧配置となりました。
その影響で強い風が吹き、雪が積もりましたね。
先週の内に冬タイヤに交換しておいたのでホッとしています。
ただ靴も冬靴にしておけば良かったと後悔しているHです。今週は最終回ということで完成間近の家をお届けします。
外部では基礎部分をモルタルで塗る作業が行われていました。
建物の外観です。
カラマツ木酢液の仕上がりは、
板一枚一枚の風合いが違ってとても美しいですね。
階段部分です。
これから手摺が取り付きます。
化粧柱が良いアクセントになっていますね。
ちょうどタイミング良くカーテンを取り付けているところでした。
キッチンのオイルガードも取り付きました。
トイレも設置されました。
トイレ部分のアクセントの珪藻土櫛引仕上げです。
三面鏡が設置されました。
鏡を開くと収納になっています。
最後はリビング側から見た写真です。。
大きいテラスドアが特徴的ですね。
窓を眺めながら床に腰掛けてお茶でも飲みたいものです。長々と連載してきましたが今週で最後です。
最後まで見て下さってありがとうございました。
- 2019.11.08
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こんにちは!Hです!
徐々に本格的に寒くなってきましたね。
札幌の街中でもいよいよ初雪が観測されそうです。
風邪をひかないためにも、しっかり防寒対策をしていきましょう。今週はタイル工事からお伝え致します。
この家のコンセプトになっている「長い土間」にタイルが貼られました。
タイルが貼られることで、よりいっそう長い土間が引き立ちます。
広めのシューズクローク部分もきっちり貼られています。
洗面部分のタイルも青いタイルが際立っています。
白い洗面台との相性はとても良さそうですね。
クロスが貼られました。
収納部の棚の間も問題なく貼られています。
床のコルクタイルの施工途中です。
コルクの裏に接着剤を付けてあるため、うまく立てかけられています。
コルクタイルが全部貼られました。
同じように見えて一枚一枚違った風合いですね。
キッチン部分のタイルも貼られました。
床の養生ベニアが剥がされて、2階から順に塗装に入っています。
塗装部と未塗装部を比較すると色の差が顕著ですね。いよいよ完成まであと少しです。
次回で長らくお付き合い頂いた「長い土間のあるいえ」も最終回になります。
お楽しみに。
- 2019.11.01
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こんにちは!Hです!
今週は造作部分を少しお見せしてから仕上げ工事に入っていきます。
キッチン部分のカウンターです。
正面にニッチがあることで、使い勝手がとても良いですね。
大工さん造作のテレビ台です。
ここからは塗装です。
とてもたくさんの棚板ですね。
隣同士が重ならないように、絶妙に立てかけてあります。
UTの木部分も丁寧に塗装してあります。
UTから見た廊下の写真です。
一直線の長い廊下が特徴的です。
玄関入ってすぐの内観です。
梁や柱なども、木部は全部塗装していきます。
パテ処理後の天井です。
ボードの継ぎ目やビスの部分はパテで処理していきます。
外では外壁工事が始まっていました。
写真は付加断熱の下地を組んでいるところになります。
外壁が貼られると、建物らしくなってきますね。
内部ではクロスが貼られ、順次珪藻土の下地処理に入っています。
天井のクロスの継ぎ目も、ローラーを当て丁寧に処理してくれています。
最後に1階の写真です。
次回は左官工事の仕上げ、タイル工事にはいります。
- 2019.10.18
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こんにちは!Hです!
どんどん風が冷たく感じるようになり、11月まで我慢しようとしていた暖房をついにつけてしまいました。
ここからさらに寒くなることを考えると、いろいろと億劫になってきますね。
それでも積極的に体を動かしていこうと思います。今週は天井や壁に石膏ボードを貼っていき、大工の造作がメインになります。
2階の寝室にボードが貼られました。
1階もボードが貼られました。
色がグレーのボードは、「タイガーハイパーハードT」と呼ばれる、耐力壁に用いられる耐力面材です。
通常よりもかなり重いです。(^^;)
続いてユニットバスを設置しています。
ユニットバスの扉に、大工のH瀬さんが丁寧に木枠を取り付けてくれています。
2階の廊下になります。
ここから間仕切りにボードを貼っていきます。
ボードが貼り終わりました。
腰壁にもボードが貼り終わりました。
ここまでくると、家の間取りが分かるようになります。
ついにフローリング材が登場しました。
大工さんが丁寧に貼ってくれています。
無垢材を使っているからこそ、一枚一枚が違った色合いでとても美しいです。
斜め部分も問題ありません。
階段の造作も完了しました。
最後にキッチン背面の食器収納部分をお見せ致します。
写真では分かりにくいですが、棚はLVLという単板積層材を使っています。
棚が一段下がっているのが特徴的です。次回はいよいよ仕上げ工事に突入です。
- 2019.10.05
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こんにちは!Hです!
いよいよ北海道も例年並みの寒さになってきましたね。
特に朝晩は冷えるので体調管理を意識していきましょう。前回お伝えした通り、今週は断熱材充填、サッシの取付などをお伝えします。
こちらはホールダウン金物です。
地震などが発生した時に、柱が土台から引き抜かれるのを防ぐ役割があります。
柱にしっかり固定されています。
こちらは筋交いです。
施工するときは、筋交いを切り欠いてはいけません。
筋交いプレートも問題なく施工されています。
屋根の施工も終わりました。
この大きな開口に大きなサッシが取り付きます。
サッシが付きました。
このサッシ見た目以上にとても重いです。
この時ばかりは大工さんに協力して、サッシを一緒に持ちました。(汗)
サッシの外側では、大工さんが丁寧に防水処理をしてくれています
この木材と木材の間に、断熱材を充填していきます。
断熱材が充填し終わった状態になります。
見た感じも暖かくなりますね。
次に断熱材を気密シートで覆って行きます。
ここで以前からお伝えしていた先貼りシートが活躍します。
気密シートを先貼りしていたことで、建物全体を途切れなく覆うことが出来ます。
この途切れなく覆うことが、気密を保つためにも、とても大切になります。今週はここまでです。
次回は天井や壁に石膏ボードを貼っていきます。
- 2019.09.27
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こんにちは!Hです!
近頃は北海道にもよく台風がくるようになっていますね。
北海道には台風が来ないと聞いていたのですが。
ところで台風一過ってよくニュースで耳にしますが、
ずっと台風一家と勘違いしていたHです。
てっきり台風が連続できたときに、家族みたいなので
比喩で使っているのかと思っていました。
そう言う間違いってたまにありますよね
お恥ずかしい限りです。さて前回は様々な施工図を紹介して、建築現場の裏側を紹介しましたが、
今回はいよいよ建方工事に入っていきます。
建物の軸となる材料は、工場で先に加工したプレカットと呼ばれる材料を使用します。
基礎の上に土台を敷く前に、気密用のシートを先に敷きます。
高断熱・高気密の住宅にするためには、初期の段階から準備が必要です。
材料の接合には、ドリフトピンと呼ばれる金物を使います。
写真は木材に差した状態です。
レッカーの登場です!!
どんどん建物の軸が組み上がっていきます。
2階の床が敷き終わりました。
今大工さんが貼っている、青いシートはツーバイガードと呼ばれる養生シートです。
水にも強く、滑りにくいです!
小屋梁に、気密シートを先貼りすることが大切です。
ここでも高気密住宅の秘訣が隠されています。
M口棟梁が入念に建物をチェックしています。
今年入社の期待のホープS君が間柱をしっかり入れています。
筋交いのように斜めに留めてある色の違う材料は、
建物を水平・垂直に固定するための仮の材料です。
軸の状態だけでは、微妙に成形できておらず
仮で固定することが重要です。
建物全景が見えてきました。一週間ほどで家の形が分かるようになります。
含水率も18%以下で問題ありません。
ちなみに木材の品質基準でもあるJAS規格では、含水率18%~20%の用材を乾燥材の規格としています。
カーポートも組み上がりました。
外壁も張り終わり、より家らしくなってきました。
この写真を見ただけで、この積み上がった物の正体を察した人は通な人です。
ご存じ断熱材の登場です。
次回は、サッシの取付・断熱材の充填からお届けします。
- 2019.08.09
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皆様こんにちは。
突然ですが、SUDOのオープンハウスではガラスの照明器具・ガラスの花器等
多くのガラス作品を飾っています。
それらのほとんどはガラス作家の高臣大介さんの作品です。
SUDOとは、かれこれ10年以上のお付き合いになります。
そんな大介さんが今、札幌大丸でイベントをやっています。
折角ですのでイベント会場の一部をご案内しましょう。こんな感じで展示しております。
花器や箸置きもあります。
グラスもあります。
「小宇宙ロック」、ネーミングが良いですね。
残念ながら、今のところ私は小宇宙を感じたことがありせんが。
若い方には伝わりませんでしたね。ジェネレーションギャップでした。ほんの一部をご紹介しました。
興味のある方は是非、大丸札幌7階まで足を運んでみて下さい!さて、現場の方に戻りましょう。
埋め戻しをしました。これから土を締め固めていきます。
いよいよ最後のコンクリートを打設します。
地面にオレンジ色が見えていますが、これは防湿シートです。
地面からの湿度が上がってくるのを抑える為に敷き詰めます。しっかり隅々までコンクリートを流し込みまして・・・。
その後、キレイにコテで均していくと・・・。
こんな感じになります。
コンクリートがテカテカしています。
これで基礎工事が完了です。いよいよ次回は大工さんの登場です!・・・っと行きたいところですが、
大工さんが乗り込むのは8月下旬となりますので、しばしお待ち下さい。
- 2019.08.05
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健康診断の結果、思っていたのと違う結果になりましたのでちゃんと食事制限をする事にしました。今回は本気です。
大好きな大盛りラーメン+大ライスを断ち、大好きなCoCo壱○屋の豚しゃぶカレー500g(チーズのトッピング)までも断ち、
我慢に我慢を重ねそしてついに3週間で4Kgのダイエットに成功しました。結果が伴うとダイエットも楽しくなってきます。そんな折、「パパ。スイーツビュッフェに行きたい。」 急に娘が言い出しました。
「何を言っているんだ。」 私は一蹴しました。
以前1度だけ連れて行ったことがあります。
なにもダイエットまっただ中のこんな時じゃなくても良いでは無いか。「たまには良いじゃない」
結局、妻の一言で行く事に。
今は食欲をしっかりコントロールできているし、それにどうやらサラダバーもあるようなのでいくらダイエット中と言えど全く問題無い。
問題あるハズが無い!皆様こんにちは。4Kgのダイエットに成功した後、2.5Kgリバウンドしたはっし~君です。
ダイエットって難しいのですね。
それでは長い土間のあるいえ 第4回目スタートです!ポンプ車に生コンが注ぎ込まれています。またまた登場、象の鼻ようにパオーンと伸びているホースからパオーンと打設します。
型枠の中に流し込んでいるところです。肩に担いで軽々持っているように見えますが
ホースの中にコンクリートが入っているので見かけによらずとても重たいのです。
コンクリートの打設が完了し強度が出るまで養生します。
寝る子が良く育つように、コンクリートもしっかり寝かせて(養生して)あげると強いコンクリートになります。
脱枠するとこんな感じです。
あちこちにポツポツ丸く斑点になっているのは型枠を締め付けるときに使うセパレートに錆止めを塗ったからです。
強い基礎にする為に、これもとても大事な作業です。
次回で基礎工事が完了します。お楽しみに!
- 2019.07.16
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週に4食から6食。時には3日連続。
これは私が大好きなラーメンを食べる回数です。
そんな食生活が10年ほど続き、その結果私が得たもの。
そうです。数万円、否、数十万円も費やし蓄えた脂肪です。
健康診断でも血中コレステロール値が基準値超え。
誰かに言われました。どれだけのお金を費やしてその脂肪を蓄えたのだ、と。
胸に突き刺さりました。学生の頃はラグビー部に所属していた私ですが、
社会人になり、スポーツのスの字も忘れてしまうほど運動から
かけ離れていた為、筋肉はぜい肉に代わり、ちょっと動けば息が切れるという
マンガで描かれるような典型的な中年おじさんと化していました。『よし、ダイエットしよう。どうせなら筋肉を付けてマッチョになろう。』
こうして去年の夏、私は肉体改造する事を心に誓いました。
まずは片手10kgのダンベルで、しばらくして片手20kgのダンベルを購入。
半年経った去年の冬からジム通いをすることに。
もちろん食事制限も欠かせません。肉体改造で一番大事なのは食事管理です。
そうして少しずつ身体にも変化が表れます。
肩幅が広がり、胸板も厚くなり、若干Tシャツの腕周りもピチピチになってきました。
すると会社でも、だんだん身体付き変わってきたな。と言われるように。
これで血中コレステロール値も下がって健康的な身体になったに違いない。
そしていよいよ待ちに待った健康診断。結果はいかに!
『※あなたはメタボリック予備群です』
皆様ご無沙汰しております。
メタボリック予備群のはっし~君がお届け致します。
長い土間のあるいえ第3回目スタートです。ポンプ車と生コン車が到着しました。
配筋のチェックが完了したのでコンクリートを打設します。
象の鼻のようにパオーンと伸びているホースの先端からコンクリートを打設します。ベースコンクリートの打設が完了しました。
そして、こんな感じで立上がりの枠を付けます。
ネーミングの長い土間も写っているのが見えます。
お分かりでしょうか。ここが長い土間です。
鉄筋の精度もバッチグーです。
しっかりと枠の真ん中に鉄筋が配筋されています。バッチグーと分かっていても、スケールで確認します。
鉄筋の被り厚さの確認はとても大事なことなので毎回写真を撮っています。それでは次回、立上がりのコンクリート打設作業をお伝え致します。
お楽しみに!
- 2019.07.12
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ご紹介にあずかりましたHです。
実は去年の今頃にも何度かこの見せます建築現場に投稿したことがあります。
今回はわたくしHと大先輩のはっしーさんの2人で更新していきたいと思います。
このブログを通して少しでも建築現場の事を分かりやすくみなさんに伝えていけたらなと思っています。
第2回は「杭工事・土工事・鉄筋工事」までをお伝えします。
まずは杭工事!!
この写真の手前に写っている木の柵みたいな物は、遣方(やりかた)と言って建物の水平の基準や建物の位置の基準になります。
この遣方をもとに杭の入れる位置や基礎の位置を出していきます。
中央には、おそらく地鎮祭の名残でしょう砂が残っていますね!分かりにくいですが、青のテープが見えている箇所が杭を打ち込む位置になります。
さっそくやってますね。杭工事。
今回の工事では、HySPEED天然砕石パイル工法と呼ばれる方法で杭工事をしていきます。
杭を打ち込むと言うよりは、砕石を突き固めていくというようなイメージです。
写真はちょうど軟弱な土を掘っている所ですね。いっきに運ばれてきたのが今回杭に使用するコンクリート用砕石です。
ドリルによる掘削によって軟弱な土を取り除いた穴に、先ほどの砕石を入れて締め固めていきます。
この時、砕石は約50センチ単位で強度を確認しながら締め固めていきます。どんどん締め固めていきます。
この転圧作業は水平方向にも圧密が掛かるので、軟弱な地盤の中でも摩擦抵抗の高い丈夫な砕石パイルが造られます。離れてみるとこのような感じです。
HySPEED工法で砕石パイルを形成し、地盤を締め固めることによって粒子間の隙間が減少し、強固で液状化に強い地盤を造り上げることが出来ます。すべての杭が打ち終わりました。
この工法は産業廃棄物が出ないというメリットもありますが、全ての地盤で対応できるわけではないようです。次に根堀です。
この写真から、どこが長い土間になるか分かるでしょうか。
今後の投稿で徐々に全貌が分かってくると思います。札幌は凍結深度が600mm以上と決まっているので、深さが600mm以上あるか確認します。
大丈夫ですね。次に鉄筋工事です。
鉄筋工事は細かい部分で確認することが多くあります。この確認は重ね継手がきっちりとれているかチェックします。
通常は40D(40×鉄筋の太さ)となるので、この写真の鉄筋はD13の太さとなり、40k×13mm=520mm重なっている必要があります。
写真は600mm以上重なっているので問題ありません。
この確認はベース部分の鉄筋のかぶり厚がとれているかをチェックします。
かぶりとは、コンクリート面から鉄筋までの最小距離になります。つまり基礎工事の段階で言うと、鉄筋の外側から枠や土に接するまで距離になります。
上の写真の箇所でのかぶり厚は、基礎のベース部分になるので60mm必要になります。
写真に写っているコンクリートサイコロが60mmになっているので問題ないです。
こちらは先ほど同様、ベース筋とベース枠のかぶり厚の確認です。
60mm以上あるので問題なくかぶり厚がとれています。
というようにいろいろとチェックしつつ、次回はコンクリートの打設になります。
来週も金曜7月19日に更新予定です。
読んでいただきありがとうございます。
- 2019.06.15
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こんにちは(^^♪ TSです。
昨年10月にモデルハウスをご案内したことがきっかけで、素敵なご夫婦に出会いました。
増税がきっかけで新築住宅を意識し始めたばかり、、、とご夫婦。
ご案内して1週間後、「気になる土地が出てきました。この土地を購入します」と連絡あり!!
私はよく結婚する相手に出会うこととこの土地に決めようと思う土地と出会うことは、非常に似ているなぁと思っているのですが、今回はスピード婚でしたね!(^^)!
こんなに早く出会うことが出来たなんて、タイミングがバッチリでしたね!
写真向かって左側の砂利道(土地)は、私有地で専用道路になっているので、角地と同じような立地になります。
雪が解けたら、地盤調査を行い、地鎮祭を行い、いよいよ基礎工事ですね。
雪が解けたら、地鎮祭をしましょうということで、5月のGW明けに地鎮祭をしました。
弊社は、晴れの日でもテントを設置して、地鎮祭を行っているので、万一天気が急に悪くなっても大丈夫!
気持ちの良い季節に地鎮祭を行うことが出来ました(^^♪
さて、今回の建物のネーミングは
~夫婦2人でくつろぐ暮らし~ 「長い土間のあるいえ」
1階LDKのプランなのですが、長い土間が一番この家の特徴です。
インスタ映えする完成写真が目に浮かびます(^_-)-☆
今後の進捗は、昨年4月に入社した期待の新人“Hくん”にバトンタッチします!