LIVE REPORT 見せます建築現場
静庭
- 2025.07.07
-
今回は番外編―――
家づくりの節目となる「上棟」。
このタイミングで餅まきをするのは昔から続く日本の風習です。上棟を祝うのはもちろん今後の工事の安全を願う他、幸せのお裾分けという意味もあるそうです。
自分も、まわりのみんなも幸せに―――
なんだか心が温かくなりますね(*´ω`*)ポッとはいえ今ではこうした風習もめっきり少なくなりました。(´· ·`)ショボボーン
でもせっかくなら餅まきを。という建主様の想いから餅まきイベントを開催することになりました。(๑•̀ㅂ•́)و✧今回はその様子をお届けします!
まずは建主様が用意した紅白のお餅・・・まさかのSUDOホームのロゴ入り(·∀·)
パッケージにロゴを入れられるみたいですがいかがですか?
とのことで、お言葉に甘えて。(*´▽`人)
お餅以外にお菓子も用意されたようです。
チロルチョコに、グミに・・・
うまい棒とか。
けっこうたくさんあります。
それらを梱包したのがこちら。
すごい準備です。(゚ロ゚)
建主様の気持ちにお応えするためにも、SUDOは現場での準備を入念に行います。
紅白幕、5色の吹き流し、おかめの面がついた飾りの・・・物。笑
そして当日はすこぶる晴れ。この上ない餅まき日和です。
あとは人が集まるかどうか・・・(*゚д゚*)ドキドキ
わっ!(゚O゚)
うわーっ!(⊙ꇴ⊙)
歓喜!
たくさんの人にお集まりいただきまして、いよいよ餅まきスタートです。
建主様が紅白幕の上から用意した餅やお菓子をまいています。(っ’-‘)╮=ブォン
とったどー!
と言わんばかりのお子様の様子。
こうして大盛況で餅まきを終えたところで、、次回に続きます。
- 2025.06.30
-
たまたま読んだ本にこんな言葉が載っていました。
「庭屋一如」
読み方は「ていおくいちにょ」ですって。
「庭と建物は一つの如し」ってことで庭と建物の調和が大事だよ、みたいな意味だそうです。 φ(.. ) メモメモSUDOホームのコンセプトにある「土地が家を決め、人でいえが決まる。」に通ずるものがある、と私なりに解釈しました。(*`・ω・)ゞビシッ!
・・・それでは「 静庭 」の6回目スタートです。
大工さんたちの負担軽減&作業効率UPなど、諸々の意図からラフタークレーンで梁を架けています。
大きな部材だと梁一本架けるのに大人3人~4人がかり、一本架けるだけでヘトヘトです。(o_ _)oパタッ
外壁面に架ける梁で先張りが必要な個所には気密シートを付けておきます。
今まさに梁を架けています。|゚ω゚`)オリャー
柱と梁が取り合う部分の、梁側には金物(ピン)が付いていて柱側にはピンを落とし込むための溝が掘っています。
梁(ピン)と柱(溝)がうまくハマるように、連携しながら一本ずつ梁を架けていきます。(๑و•̀Δ•́)و
気密シートが重なり合うところを微調整。こういった細かなところが気密に影響します。(・3・) ナルホド
ラフタークレーンのおかげで、あっという間に梁が架かってきました。(*´▽`人)アリガトウ
まだこの状態では柱がプラプラなので仮筋交いでプラプラしないように固めます。
これは構造用合板を張ったあとに外します。仮の筋交いなので仮筋交いと呼びます。
建物に対しての長手方向・短手方向、それぞれに仮筋交いを付けました。
それから2階の床合板を張り・・・
小屋梁を架けて、2階にも仮筋交いを付けました。
屋根になる部分の下地を造っています。
十分安全に配慮しながら屋根垂木を固定しています。ヾ(´・ω・`)アンゼンダイイチ
それでは次回に続きます。(*´︶`*)ノ”
- 2025.06.23
-
基礎ができて黒土で埋め戻しをしたことで、「静庭」の坪庭がぼんやりイメージできるようになってきました。
寝室側から見た坪庭がこちらで・・・(⊙⊙)
浴室側から見た坪庭がこちら。(⊙⊙)
基礎で囲われ、坪庭感がありますね。ここにアオハダ・ムラサキシキブ、そして下草や藻岩石で坪庭が彩られていきます。
完成が楽しみですね(人´∀`)
そしていよいよ大工さんの登場です。基礎の上に土台を敷く作業になりますが、その前にやることが・・・
基礎が設計図通りになっているか長さの確認です。現場担当者も「遣り方」「鉄筋組立後」「型枠取付中」など何度もチェックしていますが確認の確認はとても重要です(··)
基礎の周長チェックが済んだところで、いよいよ土台を敷き始め・・・かと思いきや(゚ロ゚)マダナノ!?
土台は水平にセットすることが肝心ですので、まずは基礎上辺の高さが水平であることを確認します。これもまた事前に現場担当者が確認していますが大工さんも確認します。
周長チェックと高さチェックが済んだところで、いよいよ土台を敷き始め・・・かと思いきや(゚ロ゚)マダナノ!?
今度は土台をセットするための墨出しを行い、気密工事と並行しながら土台を敷いていきます。
・・・営業設計としてお施主様の家づくりに携わり、徐々に形になっていく過程はなんとも感慨深いものがあります。オフィスから比較的近いということもあり、私も夜の現場へ立ち寄って・・・カメラ✧p◎qω•,,´)パシャ
ブレブレやないかぃ。ヽ(´o`;
写真を撮るのが本当にへたっぴです。改めまして翌日の現場の写真を。
土台敷きが終わりを迎え・・・
土台を繋ぐように大引きをセットし・・・
それから床合板を敷きます。
その日の夕方には柱まで立っていました。(゚O゚)スゴイッ!
玄関入って廊下突き当り、ここからも坪庭が見えます。(*゚◇゚)カンドウ!!
2階の床梁が架かるところで必要箇所には先張りシートを。それでは次回に続きます。
- 2025.06.16
-
様々なめぐり逢いを経て今建築中のこの土地になりましたが、当初「静庭」は違う土地で計画していました。
「ボツプランなのでHPのネタにどうぞ♪」
というオーナー様のご厚意(?)で、メッタにプランを公開することがないのと実在しないオウチなのでお言葉に甘えて、、、そのときのプランがこちら(∵)/
計画としては、カーポートから中庭に繋がる動線があったり、その中庭を寝室横にある2畳の和室から眺めることもでき、
そして2階のリビング・ダイニングからも眺めることができる、そんな計画になっていました。寝室横の和室は、お風呂上がり・寝る前のくつろぎスペースです(´ε` )
この土地はこの土地の良さがあり、今の土地は今の土地の良さがありました。
まさにSUDOホームのコンセプトである「土地が家を決め、人でいえが決まる。」を体現した形、と思ってご提案させていただいております。<(_ _)>ペコリ
ここまでプランしていたのですが土地を購入する直前に、2番手に申し込んでいた今の土地を購入できることになり、リスタートして今に至ります!「狭小地、アリかも??でもまだちょっと不安、、」そんな方のために、6月21日・22日と土地相談会を開催いたします!ぜひともこの機会でSUDOにご相談くださいませ!
こちらからご予約承っております→土地相談会ご予約
それでは本編スタートです(´∇`)
基礎の型枠を取り外し、設備屋さんに埋設配管をしてもらいました。
事前に基礎にスリーブを入れていた隙間に配管を通し、その隙間は発泡ウレタンで断熱補強をしています。設備配管施工後、火山灰で埋め戻しをして・・・
砕石を敷き詰め・・・
プレートコンパクターで均し、タンピングランマーで付き固めます╭(°ㅂ°)╮╰(°ㅂ°)╯オリャー!
一連の流れ作業が終わり、砕石の層が完成です。
手前側に見えるポリシートを砕石層の上に敷き詰めます。これは砕石下にある土の湿気が、床下に侵入するのを防ぐためのものです(·o·)ナルホド!
ポリシートを敷いて、その上にひび割れ防止用のワイヤーメッシュを敷設し、コンクリートを流し込み基礎工事が完了です(o^^o)/
足場を架けて、大工さんを迎え入れる準備が整ったところで次回に続きます。(__)ペコリ
- 2025.06.09
-
太陽高度の低い冬の時期。坪庭の日当たりはこんな感じで・・・
けっこう暗め。|ω·`)ショボーン
坪庭の植栽は1階の寝室や浴室から楽しめる低木を。それと2階LDKからも楽しめるように中~高木を。それとそれと、ちょっと日本庭園っぽくしたいから石とか置いちゃったり・・・v(·ε·v)
なんて考えながら造園屋さんと現地で打合せした結果、
「アオハダと、低木にはムラサキシキブが良いかもね」とアドバイスいただき、こんな感じの坪庭になりそうです。
この坪庭の環境になじんでくれるように小ぶりの状態で植える方がいいみたいです。急な環境変化があると樹が枯れてしまうんですって。(;゚Д゚)ソウナノ!?
成長は早めとのことで、樹の成長を楽しみながら新居での暮らしが送れそうですね♪
ということで現場の状況です。
コンクリート圧送車で基礎底盤にコンクリートを流し込んでいます。
数日経ち底盤の型枠を取り外し・・・
基礎の立ち上がり部分の型枠を付けています。前もって工場で加工した型枠を現場で組み立てます。敷地めいっぱいに家が建っているので、材料を運ぶだけでもちょっと大変そうです・・・。(·_·;スミマセン
まずは外周から。それから内周の型枠を付けたのが・・・
こちら。鉄筋が型枠でサンドイッチされて見えなくなりました。(゜ロ゜)テッキン,ドコイッタ!?
アンカーボルトやホールダウンの金物をセットしました。
型枠に対して基礎配筋が真ん中付近にあることを確認します。(゚O゚)
ここも・・・(゚O゚)カクニンシマシタ!
ここも・・・(゚O゚)カクニンシマシタ!
ここも・・・(゚O゚)カクニンシマシタ!
2度目の登場、コンクリート圧送車。
大きな車が2台、、事前に近隣の皆様へご挨拶に伺い、ご協力いただきながら円滑に工事が進んでおります。m(__)mアリガトウゴザイマス
こうして無事に立ち上がりコンクリートの打設が終わりました。次回に続きます。
- 2025.06.02
-
前回お伝えしたように敷地が90.71㎡で建蔽率が80%。建築面積に置き換えると72.5㎡まで計画できます。
と言っても、民法にはこんな条文があります。
民法234条
「建物を築造するには、境界線から五十センチメートル以上の距離を保たなければならない。」さらに続きがあり、
「前項の規定に違反して建築をしようとする者があるときは、隣地の所有者は、その建築を中止させ、又は変更させることができる。(以下略)」
ちゅ、、、中止!? |゚Д゚)))コリャ,マイッタ
家を建てるのに建築基準法以外にもいろんな法律があるのですね。余談ですが民法の条数は本則で1050条まであるんですって。。φ(._.)オボエキレナイ
ということで民法を順守しつつ、建物配置をめいっぱいにしたのがこんな感じです。
糸が張っているところが建物の位置になります。
運命的な赤い糸ではなく、建築では視認性の良い黄色の糸を使うことが多いです。(๑˙❥˙๑)
この糸を目印に重機で掘っていきます。
掘り進めるのは奥から手前。
この流れは現在、同時進行中の「襷のいえ」でも解説しておりますので、合わせてこちらもご覧くださいませ。
→https://sudo-con.co.jp/report/tasuki/
ここの土地の支持地盤はちょっと深めなので、基礎の下に45cmの砕石を敷き詰めて建物荷重を基礎から砕石層越しに支持地盤へと伝達させます。
なんとなく別アングルからも。|ω·)コソッ
砕石敷き詰めが完了したのがこちら↓
敷地の奥と手前で若干傾斜になっていて、手前側だけ少し深基礎にしています。
そして敷地全体を映したのがこちら。
お隣との境界にメッシュシートを張って、ご迷惑をお掛けしないように工事しています。
ご協力いただきこの場でお礼申し上げます。(o··o)続きまして。砕石の上にスプレーで線を引いているのが建物の通り芯です。
このスプレーに沿って鉄筋をくみ上げると、、
こんな感じです。
敷地めいっぱいです。
右奥側に見えるは坪庭スペース。南側に面しているのですが隣家が近接しているので、時間によっては日陰になります。
というかむしろ日陰の方が長そうです。なので植える植栽は、日陰でも育ってくれる子で選定しています。どこかのタイミングでご紹介したいと思います。
設計図通り基礎配筋されているかチェックしたところで次回に続きます。
- 2025.05.26
-
これからお届けする現場は敷地面積が90.71㎡。なんと驚き27.44坪の狭小地!(=゚Д゚=)エッ!?
建蔽率は80%、準防火地域、用途地域は近隣商業地域です。東側・南側は家が近接し、西側が道路、北側が空地になってはいるものの・・・という敷地で、こんな土地です。
「匠はいったい、狭小地のこの地にどんな家を計画するのでしょうか。」という某リフォーム番組のナレーションが聞こえてきそうです。L(·o·)」
南側・東側のお宅が近接しているので採光は微妙なところ。。(꒪ꇴ꒪|||)
ちなみに冬はこんな感じです。
この冬の間にお施主様と計画を進め、そんなこんなで計画したお家がこんな感じです。
「ホームページに載せて良いですよ」というお施主様のご了承をいただき模型を特別公開!(。ӧ◡ӧ。)激レアです♪南側の外観です。建物が近接しているので窓は小さめです。
南東角には坪庭を計画しました。向きを変えて南東側からのプロポーション。
気になるルーバーの向こう側を覗いてみます。|ω·)
2階にバルコニーがあって、窓の向こうにソファやダイニングテーブルが見えます。
どうやら2階LDKっぽいですね。もったいぶらずに室内側から覗いてみましょう。|ω·)
こんなLDKです。
ダイニングから、リビングから、そしてバルコニーから坪庭を堪能します。
バルコニーでコーヒーとか飲みたくなりそうです。狭小地でもこんな空間があると楽しく暮らせそうですよね(❁´ω`❁)
1階からも坪庭を堪能できて、、
寝室と坪庭が繋がっていますので、毎日旅館気分を愉しめます。
じつは・・・1階の浴室も坪庭に面しているので、入浴しながらでも愉しめます。坪庭を作ることで狭小地でも楽しく暮らすことをコンセプトに計画を進めました。
それで付いたこの家のネーミングは、
”小さな庭がもたらす静寂と安らぎ「 静 庭 」”です。
読み方は「せいてい」です。
サウザーみたいな名前になりましたが「 聖 帝 」だと静寂もなければ安らぎもありません(´·×·`)そんなジェネレーションギャップネタを挟んだところで、次回に続きます。