LIVE REPORT 見せます建築現場
静庭
- 2025.10.06
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                    先週末から約2か月にわたるロングラン公開がスタートした「静庭」ですが、 
 少し遡り残りの工事からお伝えします。 坪庭に面するウッドバルコニーが完成しました。 
 ルーバーがあるので周りをを気にせずゆっくりできそうです。 この家のコンセプトにもある坪庭の植栽が始まりました。  坪庭と繋がった寝室から見るとこんな感じです。 
 植栽が終わった後は1階部分にもルーバーを取り付けていきます。 浴室の窓からもばっちり愉しめます。 
 これにて工事が完了してので少しだけご紹介したいと思います。 まずはエントランス。 
 突き当りの窓からも坪庭を愉しむことができます。 続いて寝室です。 
 床に杉フローリングを張ったのはお伝えしていましたが
 なんと天井にも杉を張っていました。
 こちらは同じ杉でも節のないものを使用しています。 2階にあがりキッチンダイニングです。 
 食器収納の木製の手掛けがアクセントになっています。 奥には書斎コーナー。 
 ここにはラワン合板を張り、同じ空間でも少し籠れるスペースにしました。 そしてリビングから坪庭を眺めるとこんな感じです。 
 吊棚にはエアコン・換気があるのでルーバー建具にしています。 最後に外観です。 
 カラマツ木酢液の板張りにアクセントで白い塗り壁になっています。まだまだお伝えできていない部分がありますが、12/14までのロングラン公開となっているので 
 ぜひご来場いただければと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。 
- 2025.09.29
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                    2024年11月頃にこの土地と出会い、早々にプランが決まったこともあり2025年3月末から着工し約半年・・・ まもなく完成です。  SUDOの社員建具工の製作過程です。まずは建具の製作図面を読み取り・・・ 「全てたかさFLからレールまで」 面材・金物・寸法を建具1枚ずつ確認。  使用する面材です。 「静 庭」では、SUDO標準のナラ材ではなく、ホワイトバーチにしています。 隣家に囲まれた狭小地になりますので、少しでも明るい色味にする意図で面材をご提案しました。  建具に使用するとこんな感じになります。 製作食器収納の建具になりますが、引出と両開戸の建具をすべて一枚の面材からお造りしているので、一体的な建具になります。  図面に記載あるサイズを基に建具の骨組みを組んでいきます。 左側には引出もあります。  これはお風呂の建具です。 ビニールで養生されて緑色の面材のようになっていますが、実際は乳半で奥が透過しにくい素材です。 框部分は耐水性の高いヒバ材です。 ・・・という感じで自社工場で建具をお造りしています。  現場の方に戻りまして・・・ 設備屋さんがお風呂の水栓を付けています。 
 なんだかすごいシャワーヘッドが付いています。 塗装屋さんが仕上げの床塗装をしています。  自社大工さんが造った造作カウンターに自社建具工が建具を取付。 大工と建具工のコラボレーションです。  電気の検査が無事終わり、家に電気が繋がりました。 照明が灯り、板張りと相まって雰囲気UPです。  2階ダイニングの木製窓部分。 ちょっと小物を置いて雰囲気UPのため、窓の横に壁付照明をご用意。  こちらはお施主様たっての希望、丸い照明器具を2灯吊るしています。 残す工事もあとわずか。 
 これから坪庭の植栽、ウッドバルコニーの取付を控えています。というところで次回でいよいよ最終回。 一足先に10月4日からオープンハウスを開催いたします。 
 写真や文章では伝えきれない空間の心地よさを、ぜひご体感くださいませ。
- 2025.09.22
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                    朗報です。 これまでお届けしているこちらのお宅「静庭」、オープンハウス開催が決定しました!(∩´∀`)∩ワーイ 日時は10月4日から。そしてまさかの12月14日までのロングラン公開!お施主様のご厚意に感謝です。 この「静庭」をご覧になると・・・ 狭小地で建てるのも良いかも~(*´ω`*) と、選択肢が増えるかもしれません。 ぜひたくさんのご来場を心待ちしております。ご予約はこちらから>> ということで「静庭」16回目のスタートです。  塗装屋さんの登場、ヌリヌリ・・・。 
 お風呂の道南ヒバに塗装をしています。ヒバの匂いを残しつつ、それでいて程よく水をはじいてくれる塗料、、、とのことです。  この機械は・・・  クロス屋さんです。天井のパテをしています。 最近、AirPodsなどBluetoothイヤホンを装着しながら作業をしている人たちがチラホラ増えてきました。 どうやら作業をしながら電話に出られるので便利なのだそうです。たしかに電話中は手が塞がってしまうのでハンズフリーイヤホンは便利そう。 とはいえ手にはコテベラ・耳にはガジェット、すごい時代ですね。(゜o゜)  からの、クロス貼り!(=゚ω゚)ノオリャー  続いてタイル屋さんが床のタイルを貼っています。 糸を張ってタイルの通りを確認。  場面は変わり外壁仕上げも順調に進んでいます。 カラマツ木酢液含侵の板を張っています。  こちらも糸を張って通り良くビスを打っています。 
 板を固定するビスも仕上げの一つ、ということで一本一本丁寧にビス打ちしています。 クロス・タイルが貼り終わり、続いてしっくい塗り壁。  横引き模様で仕上げていきます。  続いてキッチンを取付したり・・・  お風呂の接続をしたり・・ 壁のタイルも貼られており、雰囲気バツグンのお風呂になりそうです。  お風呂の隣にある洗面コーナーはこんな感じです。 というところで次回に続きます。 
- 2025.09.08
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                    9月6日・7日の二日間でオープンハウスを開催いたしました。 お庭と繋がるLDK・1階と2階の繋がり・そして便利な水廻り動線etc・・・ 
 ご来場いただいたみなさまより「素敵~♪」とお褒めのお言葉を。(*´ω`*)ご来場いただいたみなさま、そしてオープンハウスのご協力を快諾いただいたお施主様、ありがとうございました。 
 この場をお借りして御礼申し上げます。<m(__)m>それでは「 静庭 」15回目のスタートです。  浴室の造作が終わり、続いて棚の造作中・・・  と思いきや、造っていたのは階段です。 
 狭小地での計画で、できるだけ階段スペースをコンパクトに、ということで1坪で納まる階段で計画しています。そのため廻り階段になっています。 登りにくそう・・・ という声が聞こえてきそうですが、階高を抑え、それと蹴上も低く抑えているので登りやすい階段になっています!  段板を設置したのがこちら。  2階手摺壁部分です。 階段の真ん中の壁をできるだけ薄くするのに、30mm厚のシナ合板を壁として使っています。  笠木は加工した杉材をペチョっと乗せています。  階段側面側の壁です。先ほどご紹介したシナ合板の壁です。  場面は変わり、2階の方では巾木を付けています。 出隅部分を絶妙に納めています。  2階ダイニングから坪庭を見る窓です。 窓の間に板を張りました。見えにくいですが、壁付の照明器具を付けるための配線も準備しています。  1階の寝室の入り口部分です。 先ほど、階段をコンパクトに、それでいて登りやすく、ということで、1階は全体的に高さは低めです。 
 なので建具も天井までにして、圧迫感を抑えた計画にしています。 寝室奥のウォークインクローゼットです。 いろいろ置けたり掛けられたり。  階段のシナ合板がエントランス側にも続いています。 照明器具を埋め込むニッチもあります。  おおよそ大工さんの工事が完了し社内中間検査を実施しています。 JBNに準拠した仕様とするため石膏ボードのビスピッチを確認中。規定値より広い間隔があれば増し打ちします。 ではまた次回に続きます。 
- 2025.09.01
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                    今週末は石狩市でオープンハウスがあります。 そちらのお宅は建替ということでしたので・・・ ~旧居と庭が新居を繋ぐ~「襷のいえ」 というネーミングのお宅になっております。 9月6日・7日の二日間の開催です。みなさまのご来場を心よりお待ちしております<m(__)m> それでは「 静庭 」14回目のスタートです。  前回の続きで、天井の板が張り終わりました。 ちなみに樹種は道南ヒバです。  天井の一部はカーテンを付けるように掘りこんでいます。 脱衣と洗面が一室に計画しているので、簡易的でも仕切れるようにしています。  Mやぐち棟梁の加工風景を差し込んだところで・・・  続いて、壁にも板を張っています。 タイルにしようか、板にしようか・・・悩んだ結果、お施主様が選んだのは板張り。 私個人も板張りの雰囲気が良いなぁと思っています。 好みが分かれそうなところですね。  浴室全体を見るとこんな感じです。  天井に付く換気扇は製作ガラリでスッキリと。 メカメカしい感じを消しました。  窓廻りの板の張り方もすごくキレイ!  洗面カウンターの受け材も付き・・・  ドア枠も付いてきて、浴室廻りの全貌が見えてきました。  ここは洗面コーナー側から使えるニッチ収納です。 
 半透明のパネルをはめ込み、洗面コーナーに光を入れつつ程よく仕切ります。 続いて屋外作業の方へ。 外壁の付加断熱下地を取付中。 断熱材を充填すると・・・  暖かそう!  断熱材施工後は透湿防水シートを壁一面に張ってから通気胴縁を施工し、 いよいよ外壁の板張り作業に取り掛かります。 それでは次回に続きます。 
- 2025.08.25
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                    これからの時代を担う子どもたちに、建設業のさまざまな技術を楽しく体験してもらえるイベント。 
 こんなコンセプトで開催された8月24日の「クリエイティブパーク こども工務店」。
 昨年に続き2年連続の開催で前回はすごく大盛況だったとのことです。ということで私はイベント当日のお手伝いに。(`・ω・´)キアイダー! ・・・続々とキッチンカーが出店準備をされています。規模の大きなイベント感を実感しながらイベント開催前にパシャリ。  飲めちゃう「TOFU」・・・なにソレおいしそう。(*´ω`*) 
 「から揚げ」「チュロス」に「ロングポテト」。それに「けずりいちご」まで。。。誘惑たくさんのキッチンカーを横目にイベントの準備を着々と進め、いざOPEN。 会場内は大賑わい!  足場に上ってみたり、作業服を着ながら写真を撮ったり(*’ω’*)pパシャー 
 もちろん大工さんのブースもあります。  屋内ブースではカンナ削り体験や、ペン立て製作。 そして、屋外ブースでは・・・  釘打ち体験(=゚ω゚)ノコンコン  最後は昔ながらの家づくり慣習イベント、、、 「餅まき」(゚Д゚)ノオリャー こうして終始大盛況の中イベントが終了しました。 それでは「 静庭 」13回目のスタートです。  順調に造作工事が進んでおります。 こちらはキッチンのフロントカウンター。  キッチンスペースにアールの開口、、、なんだか可愛らしいですね。 
 奥様たってのご要望。(*’ω’*) キッチン背面には家電食器収納スペース。 
 地袋上部はカトラリー用に引出しを、地袋下部はお皿とか用の開戸になります。左側はごみ箱スペースになっています。  棟梁がいるこの場所は浴室です。 
 奥にお風呂のキッドがたくさん積まれています。ハーフユニットバスなので、大工さんが組み立てます。  まずはハーフユニットを乗せるための下地作りです。 
 所定の位置に角材を渡し・・・ セットするとこんな感じです。  壁の下地をしています。  窓廻りにも下地をして下地は完了!  天井に板を張り始めました。 
 浴室は全体的に板張り仕上げです。なんだか趣のある浴室になりそうです。 それでは次回に続きます。 
- 2025.08.18
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                    お盆休みはあまり動くことなく、ただただ食べる日々。結果少し太り気味です。 みなさんはどんなお盆を過ごされましたか? 私はというと、実家に帰省する道中で、発祥の地でもある帯広名物「豚丼」を食べてきました。 
 向かったのは帯広駅前の有名店。混雑は覚悟のうえ開店直後を狙って11時18分に到着。──しかし、すでにお店の前には大行列。みんな考えることは一緒ですね。「本日は道内全域で晴れ、帯広の最高気温は31℃。お盆を過ぎても夏の暑さは続きそうです。」と、天気予報そのままの青空の下で並ぶこと50分強。 ようやく12時10分すぎに店内へ。待ちに待った「華の大盛」を注文。香ばしいタレの香りと炭火のパワーで一瞬でお腹も心も満たされました。 
 みなさんにも写真でお裾分け。 しかし外で並んでいる間に、色白の私もすっかり炭火で焼かれたようにこんがり。 
 太るわ焼けるわで自分自身まで“帯広名物”になりかけたところで「 静庭 」12回目のスタートです。 保冷庫の造作に取り掛かっています。 まずはグラスウールを充填して壁の石膏ボードを張り・・・  木枠をはめ込んでいきます。  建具の高さが天井いっぱいのなので木枠の取付けにひと苦労。 木枠が傷つかないように慎重に作業をしています。  別アングルでも。  気密シートがしわくちゃにならないように配慮しながら作業をしています。  真剣です。  さてこちらでは壁の石膏ボードを張る段取りを。 積み重ねた石膏ボードの山・・・  一番上の石膏ボードを一枚めくりあげ、裏側に台を挟めます。 これで一番上の石膏ボードだけが浮いた状態になり、1枚だけカットすることができます。  そしてカットしたいサイズに・・・切る!  なにかを組み立てています。  SUDOホームお馴染みの断熱郵便受けでした。 それでは次回に続きます。 
- 2025.08.04
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                    今回お届けするのは現場担当のYです。 今年は平年より暑くなるを聞いていましたが 
 予想よりも暑い・・・みなさん熱中症などには気を付けてください!  熱中症対策には水分と塩分が大事! ということで 
 塩あめで塩分とりながら作業してもらっています。
 6月中旬ごろの写真ですが気温25℃。
 これくらいがいいな~ フローリングを養生すると石膏ボード登場です。  まずは天井を張り、続いて壁のボードを張っていきます。 
 左角のボードを張るための段取り中です。 給気口や配線の穴、勾配に合わせてカットしていきます。  そして配線を通しながら二人で協力して・・・  張りました! 
 が、なぜか先ほどの部分ではなく違う場所に・・・
 写真撮り忘れてしまいました (;´・ω・)
 しかしこの写真でもわかるようにばっちりです! 工場で加工してきた集成材が届きました。 
 今回はフローリングに合わせて明るい色のスプルス集成材になります。 壁の石膏ボードが張り終わると間仕切り壁の下地をしていきます。 それでは次回に続きます。 
- 2025.07.28
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                    先日、モデルハウス「SUN-GAKU」でワークショップを開催いたしました。(*’▽’)ノノ パチパチパチ 
 SUDOホームの社員大工、Mやくち棟梁と一緒に製作するのはペン立てです!事前にキットは用意しておりましたので当日の作業は「組立→接着→整形→塗装」の4工程。 まずは組み立て作業。 真剣に作業中です・・・(゜o゜)  そして接着材が硬化するまでの時間を使って、カンナ削りをご体験。 
 木材に文字や絵を描きそれをMやぐち棟梁がサポートしながら、お子様たち自ら・・・削る!( `・ω・´)  薄くスライスされた木に描いた文字や絵がくっきり転写されみなさま大喜び。 それと同時に 良い香り~(*˘︶˘*) と、ヒノキの香りをご堪能。 こちらもキュートなシマエナガの絵に癒されました。(*´˘`*)♡  そうこうして接着剤が固まりペン立て製作の続きです。 紙やすりで形を整え、色塗りです。 
 模型に塗った4色の中から、お好みの色をお選びいただき・・・塗る!(`・д・)オリャー 塗りっぱなしだと塗りムラになるので、最後はタオルで拭き取って完成♪  塗装の乾き待ちの時間を使って、先ほど削ったヒノキの薄皮を袋詰めして完成したのが 「ヒノキの入浴パック」 お子様たちが書いた文字や絵の薄皮も一緒にパック詰め。( ‘ω’ و( و”♪ ヒノキの香りを楽しみながらご家族みなさんで「今日は楽しかったね~」とご入浴いただければ幸いです<m(__)m>  最後にご参加いただいた皆様と、Mやぐち棟梁と記念撮影をして終了♪ ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました<(_ _)> それでは現場の進捗に。  気密シートの施工中。  壁びっしりに気密シートを張りました。(*`・ω・)ゞビシッ  Tむら大工さん。 
 天井も同様に気密シートを施工していきます。 壁と天井が連続一体で、精度の高い気密層が構築されました。(*`・ω・)ゞビシッ  電気配線が気密層を貫通する部分は、しっかり気密テープで隙間を塞ぎます。 丁寧に、そして正確に・・・ペタペタ(○・ω・)ノノ  そしていよいよフローリング張り。 ナラやニレは茶色っぽい色ですが、白っぽいのがカバの特徴。ときおり茶(赤?)色っぽいのが混じっているのが、無垢ならではの趣です。 一枚一枚並べて・・・  固定!( `・ω・´)オリャー  おぉ、とっても良い感じです。  すぐ養生してしまうので、しばらく見納めです。  こちらは寝室の杉フローリング。 杉といえばSUDOホームの標準仕様、外壁の板壁に使用している樹種です。 「静庭」ではそれを室内の床にも張っています。 
 経年変化で徐々に焼けた色になり、さらに雰囲気UPです。それでは次回に続きます。 
- 2025.07.22
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                     前回1階の寝室に木製窓が付き、引き続き2階にあるダイニングにも木製窓が付きました(๑´ω`ノノ゙オメデトウ 2階はすべて防火窓になっていて木製窓の防火窓は開閉方法の種類やサイズが限定的で幅はこれでめいっぱい。 ここから坪庭を見下ろすのにもう少し大きな窓にしたかった気持ちはありつつ致し方なし。。 ん、なんで防火窓、、、?( ˘•ω•˘ )ムムッ? 
 と思いますよね。ここ「静庭」が建つ地域は準防火地域と呼ばれるエリアに属していて、都市計画法で「火災の危険を防除するため定める地域」に指定されたエリアを指します。φ(・ω・ )フム… このエリアの建築物は、隣地境界線・道路中心線から1階は3m以下、2階は5m以下の範囲にある開口部に防火措置が必要になります。φ(・ω・ )フムフム… 基礎工事中にご覧いただいた通り敷地に対してお家がめいっぱいに建っていて、どこもかしこも延焼の恐れのある部分に該当します。φ(・ω・ )フムフムフム… 建築基準法は「国民の生命、健康、財産の保護を目的とし、建築物の最低基準を定めた法律」です。 
 ここで言うところの周囲からの火災の被害を防ぐ(安全の)ためのものなので、見た目云々よりも安全第一で長く快適に。・・・ということで2階は防火窓になっています。( ˙º˙ )ナルホド ただ唯一、前回取り付けた寝室の木製窓部分は坪庭があるおかげで隣地境界線から3m以上離れ、防火窓にしなくてOKなのであれだけの大開口にできました。  窓が付き、外部の防水処理。 防水テープの貼り方の基本は下から上です。こうすることで水が切れやすくなります。 窓の下側を貼ってから、次に窓の両サイド側に貼って・・・  そして最後に窓の上側を貼ります。(○・ω・)ノノペタペタ  JIOの検査員さん。 技術指針に基づき施工されているかをチェック。( ・_・)ジー  写真にも記録。 記録している様子を記録! p◎qω•,,´)パシャ  電気さんの登場。屋根断熱材を施工する前に所定の位置に配線。 天井下地にマジックでメモ。 これは電気屋さんから大工さんへのメッセージが書いてあります。 「幅412デンキ ハナレ110」  壁の断熱材と天井下地が相まって、なんだかキレイです。(ただの個人的な感想です。)  フローリング材が届きました。(*゚0゚*)スゴー 「ナラ」や「ニレ」が多い中、今回は「カバ」です。 先ほどお伝えしたようにほとんどの窓は防火窓にしなければならず、その防火窓はサイズが限定的。(やや小さめ) 
 それでいて周囲の建物も近接しています。少しでも明るく、という思いで明るい色のフローリング材を選定しました。( •ω•́ )ナルホド  そしてこちらも同じくフローリング材です。 寝室だけ「杉」にしました。('ε') 
 フローリングの施工を待ち遠しく思いつつ、次回に続きます。
- 2025.07.14
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                     餅まきイベントが大盛況に終わったところで、気持ち新たに現場を進めていきます。(*`・ω・)ゞビシッ! 壁に構造用合板を張り始めました。 
 合板に書かれている文字をよーく見てみると「くぎピッチと壁倍率」と書いています。(·◇·)ホエッ?おおよそ壁1mあたり200kgの力に耐えられるのが、壁倍率1倍。ここ「静庭」では釘を150mm間隔で留め付けているので壁倍率2.5倍。 1mの壁あたり500kgの力に耐えられるということになります。(*゚0゚*)スゴー  開口部は構造用合板を切り欠いて張ります。 窓が付くとこんな感じか、を確認しています。(( ˘ω ˘ *))フムフム  寝室の開口部です。 すでに迫力満点です。(⊙⊙)!!  グラスウールを詰め始め・・・  見るからに暖かそうですね。(´∀`*)ポッ  設備屋さんが換気が付く場所の壁に筒を入れています。 筒を入れ終わるとこんな感じです。  筒まわりのグラスウールもしっかり充填されています。 丁寧に施工されているのが見てとれますね。(๑´ω`ノノ゙ぱちぱち  寝室窓の取付準備に入っています。  床から付く窓のところには防水処理を施し・・・  いよいよ大きな窓が付きそうです。( •̀ㅂ•́)و* ツイニ・・・  オリャー! っと持ち上げ・・・  スチャ… っと設置。押さえつけながらまずは左側を固定し・・・  次に右側を固定。  こうして寝室の大きな窓が付きました。 坪庭の向こう側にはルーバーが付くので完全プライベートな坪庭です。(*ノ´∀`)ノ スゴーイ 寝る部屋に「+1」を付加したスペースをお披露目したところで次回に続きます。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾ペコリ 
- 2025.07.07
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                    今回は番外編――― 家づくりの節目となる「上棟」。 
 このタイミングで餅まきをするのは昔から続く日本の風習です。上棟を祝うのはもちろん今後の工事の安全を願う他、幸せのお裾分けという意味もあるそうです。 自分も、まわりのみんなも幸せに――― 
 なんだか心が温かくなりますね(*´ω`*)ポッとはいえ今ではこうした風習もめっきり少なくなりました。(´· ·`)ショボボーン 
 でもせっかくなら餅まきを。という建主様の想いから餅まきイベントを開催することになりました。(๑•̀ㅂ•́)و✧今回はその様子をお届けします!  まずは建主様が用意した紅白のお餅・・・まさかのSUDOホームのロゴ入り(·∀·) パッケージにロゴを入れられるみたいですがいかがですか? とのことで、お言葉に甘えて。(*´▽`人)  お餅以外にお菓子も用意されたようです。 チロルチョコに、グミに・・・  うまい棒とか。 けっこうたくさんあります。  それらを梱包したのがこちら。 すごい準備です。(゚ロ゚)  建主様の気持ちにお応えするためにも、SUDOは現場での準備を入念に行います。 紅白幕、5色の吹き流し、おかめの面がついた飾りの・・・物。笑 そして当日はすこぶる晴れ。この上ない餅まき日和です。 あとは人が集まるかどうか・・・(*゚д゚*)ドキドキ  わっ!(゚O゚)  うわーっ!(⊙ꇴ⊙) 歓喜!  たくさんの人にお集まりいただきまして、いよいよ餅まきスタートです。  建主様が紅白幕の上から用意した餅やお菓子をまいています。(っ’-‘)╮=ブォン  とったどー! と言わんばかりのお子様の様子。 こうして大盛況で餅まきを終えたところで、、次回に続きます。 
- 2025.06.30
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                    たまたま読んだ本にこんな言葉が載っていました。 「庭屋一如」 読み方は「ていおくいちにょ」ですって。 
 「庭と建物は一つの如し」ってことで庭と建物の調和が大事だよ、みたいな意味だそうです。 φ(.. ) メモメモSUDOホームのコンセプトにある「土地が家を決め、人でいえが決まる。」に通ずるものがある、と私なりに解釈しました。(*`・ω・)ゞビシッ! ・・・それでは「 静庭 」の6回目スタートです。  大工さんたちの負担軽減&作業効率UPなど、諸々の意図からラフタークレーンで梁を架けています。 大きな部材だと梁一本架けるのに大人3人~4人がかり、一本架けるだけでヘトヘトです。(o_ _)oパタッ  外壁面に架ける梁で先張りが必要な個所には気密シートを付けておきます。  今まさに梁を架けています。|゚ω゚`)オリャー 柱と梁が取り合う部分の、梁側には金物(ピン)が付いていて柱側にはピンを落とし込むための溝が掘っています。 梁(ピン)と柱(溝)がうまくハマるように、連携しながら一本ずつ梁を架けていきます。(๑و•̀Δ•́)و  気密シートが重なり合うところを微調整。こういった細かなところが気密に影響します。(・3・) ナルホド  ラフタークレーンのおかげで、あっという間に梁が架かってきました。(*´▽`人)アリガトウ  まだこの状態では柱がプラプラなので仮筋交いでプラプラしないように固めます。 これは構造用合板を張ったあとに外します。仮の筋交いなので仮筋交いと呼びます。  建物に対しての長手方向・短手方向、それぞれに仮筋交いを付けました。  それから2階の床合板を張り・・・  小屋梁を架けて、2階にも仮筋交いを付けました。  屋根になる部分の下地を造っています。 十分安全に配慮しながら屋根垂木を固定しています。ヾ(´・ω・`)アンゼンダイイチ それでは次回に続きます。(*´︶`*)ノ” 
- 2025.06.23
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                    基礎ができて黒土で埋め戻しをしたことで、「静庭」の坪庭がぼんやりイメージできるようになってきました。 寝室側から見た坪庭がこちらで・・・(⊙⊙)  浴室側から見た坪庭がこちら。(⊙⊙)  基礎で囲われ、坪庭感がありますね。ここにアオハダ・ムラサキシキブ、そして下草や藻岩石で坪庭が彩られていきます。 完成が楽しみですね(人´∀`) そしていよいよ大工さんの登場です。基礎の上に土台を敷く作業になりますが、その前にやることが・・・  基礎が設計図通りになっているか長さの確認です。現場担当者も「遣り方」「鉄筋組立後」「型枠取付中」など何度もチェックしていますが確認の確認はとても重要です(··) 基礎の周長チェックが済んだところで、いよいよ土台を敷き始め・・・かと思いきや(゚ロ゚)マダナノ!?  土台は水平にセットすることが肝心ですので、まずは基礎上辺の高さが水平であることを確認します。これもまた事前に現場担当者が確認していますが大工さんも確認します。 周長チェックと高さチェックが済んだところで、いよいよ土台を敷き始め・・・かと思いきや(゚ロ゚)マダナノ!?  今度は土台をセットするための墨出しを行い、気密工事と並行しながら土台を敷いていきます。 ・・・営業設計としてお施主様の家づくりに携わり、徐々に形になっていく過程はなんとも感慨深いものがあります。オフィスから比較的近いということもあり、私も夜の現場へ立ち寄って・・・カメラ✧p◎qω•,,´)パシャ  ブレブレやないかぃ。ヽ(´o`; 写真を撮るのが本当にへたっぴです。改めまして翌日の現場の写真を。  土台敷きが終わりを迎え・・・  土台を繋ぐように大引きをセットし・・・  それから床合板を敷きます。  その日の夕方には柱まで立っていました。(゚O゚)スゴイッ!  玄関入って廊下突き当り、ここからも坪庭が見えます。(*゚◇゚)カンドウ!!  2階の床梁が架かるところで必要箇所には先張りシートを。それでは次回に続きます。 
- 2025.06.16
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                    様々なめぐり逢いを経て今建築中のこの土地になりましたが、当初「静庭」は違う土地で計画していました。 「ボツプランなのでHPのネタにどうぞ♪」 というオーナー様のご厚意(?)で、メッタにプランを公開することがないのと実在しないオウチなのでお言葉に甘えて、、、そのときのプランがこちら(∵)/  計画としては、カーポートから中庭に繋がる動線があったり、その中庭を寝室横にある2畳の和室から眺めることもでき、 
 そして2階のリビング・ダイニングからも眺めることができる、そんな計画になっていました。寝室横の和室は、お風呂上がり・寝る前のくつろぎスペースです(´ε` ) この土地はこの土地の良さがあり、今の土地は今の土地の良さがありました。 
 まさにSUDOホームのコンセプトである「土地が家を決め、人でいえが決まる。」を体現した形、と思ってご提案させていただいております。<(_ _)>ペコリ
 ここまでプランしていたのですが土地を購入する直前に、2番手に申し込んでいた今の土地を購入できることになり、リスタートして今に至ります!「狭小地、アリかも??でもまだちょっと不安、、」そんな方のために、6月21日・22日と土地相談会を開催いたします!ぜひともこの機会でSUDOにご相談くださいませ! こちらからご予約承っております→土地相談会ご予約 それでは本編スタートです(´∇`)  基礎の型枠を取り外し、設備屋さんに埋設配管をしてもらいました。 
 事前に基礎にスリーブを入れていた隙間に配管を通し、その隙間は発泡ウレタンで断熱補強をしています。 設備配管施工後、火山灰で埋め戻しをして・・・  砕石を敷き詰め・・・  プレートコンパクターで均し、タンピングランマーで付き固めます╭(°ㅂ°)╮╰(°ㅂ°)╯オリャー!  一連の流れ作業が終わり、砕石の層が完成です。 
 手前側に見えるポリシートを砕石層の上に敷き詰めます。これは砕石下にある土の湿気が、床下に侵入するのを防ぐためのものです(·o·)ナルホド!  ポリシートを敷いて、その上にひび割れ防止用のワイヤーメッシュを敷設し、コンクリートを流し込み基礎工事が完了です(o^^o)/  足場を架けて、大工さんを迎え入れる準備が整ったところで次回に続きます。(__)ペコリ 
- 2025.06.09
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                    太陽高度の低い冬の時期。坪庭の日当たりはこんな感じで・・・  けっこう暗め。|ω·`)ショボーン 坪庭の植栽は1階の寝室や浴室から楽しめる低木を。それと2階LDKからも楽しめるように中~高木を。それとそれと、ちょっと日本庭園っぽくしたいから石とか置いちゃったり・・・v(·ε·v) なんて考えながら造園屋さんと現地で打合せした結果、 「アオハダと、低木にはムラサキシキブが良いかもね」とアドバイスいただき、こんな感じの坪庭になりそうです。  この坪庭の環境になじんでくれるように小ぶりの状態で植える方がいいみたいです。急な環境変化があると樹が枯れてしまうんですって。(;゚Д゚)ソウナノ!? 成長は早めとのことで、樹の成長を楽しみながら新居での暮らしが送れそうですね♪ ということで現場の状況です。  コンクリート圧送車で基礎底盤にコンクリートを流し込んでいます。  数日経ち底盤の型枠を取り外し・・・  基礎の立ち上がり部分の型枠を付けています。前もって工場で加工した型枠を現場で組み立てます。敷地めいっぱいに家が建っているので、材料を運ぶだけでもちょっと大変そうです・・・。(·_·;スミマセン  まずは外周から。それから内周の型枠を付けたのが・・・  こちら。鉄筋が型枠でサンドイッチされて見えなくなりました。(゜ロ゜)テッキン,ドコイッタ!?  アンカーボルトやホールダウンの金物をセットしました。 型枠に対して基礎配筋が真ん中付近にあることを確認します。(゚O゚)  ここも・・・(゚O゚)カクニンシマシタ!  ここも・・・(゚O゚)カクニンシマシタ!  ここも・・・(゚O゚)カクニンシマシタ!  2度目の登場、コンクリート圧送車。 大きな車が2台、、事前に近隣の皆様へご挨拶に伺い、ご協力いただきながら円滑に工事が進んでおります。m(__)mアリガトウゴザイマス  こうして無事に立ち上がりコンクリートの打設が終わりました。次回に続きます。 
- 2025.06.02
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                    前回お伝えしたように敷地が90.71㎡で建蔽率が80%。建築面積に置き換えると72.5㎡まで計画できます。 と言っても、民法にはこんな条文があります。 民法234条 
 「建物を築造するには、境界線から五十センチメートル以上の距離を保たなければならない。」さらに続きがあり、 「前項の規定に違反して建築をしようとする者があるときは、隣地の所有者は、その建築を中止させ、又は変更させることができる。(以下略)」 ちゅ、、、中止!? |゚Д゚)))コリャ,マイッタ 家を建てるのに建築基準法以外にもいろんな法律があるのですね。余談ですが民法の条数は本則で1050条まであるんですって。。φ(._.)オボエキレナイ ということで民法を順守しつつ、建物配置をめいっぱいにしたのがこんな感じです。  糸が張っているところが建物の位置になります。 運命的な赤い糸ではなく、建築では視認性の良い黄色の糸を使うことが多いです。(๑˙❥˙๑) この糸を目印に重機で掘っていきます。  掘り進めるのは奥から手前。 この流れは現在、同時進行中の「襷のいえ」でも解説しておりますので、合わせてこちらもご覧くださいませ。 →https://sudo-con.co.jp/report/tasuki/  ここの土地の支持地盤はちょっと深めなので、基礎の下に45cmの砕石を敷き詰めて建物荷重を基礎から砕石層越しに支持地盤へと伝達させます。 なんとなく別アングルからも。|ω·)コソッ  砕石敷き詰めが完了したのがこちら↓  敷地の奥と手前で若干傾斜になっていて、手前側だけ少し深基礎にしています。 そして敷地全体を映したのがこちら。  お隣との境界にメッシュシートを張って、ご迷惑をお掛けしないように工事しています。 
 ご協力いただきこの場でお礼申し上げます。(o··o) 続きまして。砕石の上にスプレーで線を引いているのが建物の通り芯です。 このスプレーに沿って鉄筋をくみ上げると、、  こんな感じです。  敷地めいっぱいです。 右奥側に見えるは坪庭スペース。南側に面しているのですが隣家が近接しているので、時間によっては日陰になります。 
 というかむしろ日陰の方が長そうです。なので植える植栽は、日陰でも育ってくれる子で選定しています。どこかのタイミングでご紹介したいと思います。  設計図通り基礎配筋されているかチェックしたところで次回に続きます。 
- 2025.05.26
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                    これからお届けする現場は敷地面積が90.71㎡。なんと驚き27.44坪の狭小地!(=゚Д゚=)エッ!? 建蔽率は80%、準防火地域、用途地域は近隣商業地域です。東側・南側は家が近接し、西側が道路、北側が空地になってはいるものの・・・という敷地で、こんな土地です。  「匠はいったい、狭小地のこの地にどんな家を計画するのでしょうか。」という某リフォーム番組のナレーションが聞こえてきそうです。L(·o·)」 南側・東側のお宅が近接しているので採光は微妙なところ。。(꒪ꇴ꒪|||) ちなみに冬はこんな感じです。  この冬の間にお施主様と計画を進め、そんなこんなで計画したお家がこんな感じです。 
 「ホームページに載せて良いですよ」というお施主様のご了承をいただき模型を特別公開!(。ӧ◡ӧ。)激レアです♪ 南側の外観です。建物が近接しているので窓は小さめです。 
 南東角には坪庭を計画しました。向きを変えて南東側からのプロポーション。  気になるルーバーの向こう側を覗いてみます。|ω·)  2階にバルコニーがあって、窓の向こうにソファやダイニングテーブルが見えます。 
 どうやら2階LDKっぽいですね。もったいぶらずに室内側から覗いてみましょう。|ω·)  こんなLDKです。 ダイニングから、リビングから、そしてバルコニーから坪庭を堪能します。 
 バルコニーでコーヒーとか飲みたくなりそうです。狭小地でもこんな空間があると楽しく暮らせそうですよね(❁´ω`❁) 1階からも坪庭を堪能できて、、  寝室と坪庭が繋がっていますので、毎日旅館気分を愉しめます。 
 じつは・・・1階の浴室も坪庭に面しているので、入浴しながらでも愉しめます。坪庭を作ることで狭小地でも楽しく暮らすことをコンセプトに計画を進めました。 それで付いたこの家のネーミングは、 ”小さな庭がもたらす静寂と安らぎ「 静 庭 」”です。 読み方は「せいてい」です。 
 サウザーみたいな名前になりましたが「 聖 帝 」だと静寂もなければ安らぎもありません(´·×·`)そんなジェネレーションギャップネタを挟んだところで、次回に続きます。 
 
                   
                   
                  